relaxとの出会いのような | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

私はカフェが好きです。
それと同じく雑誌が好きです。

両方持ってるずるい店が
ZASSI CAFE

実は近所だった時代は一度も行ってなくて。
(正しくは行こうと思ったけど休みだったか
時間が遅かったか)


高田馬場で「ZASSI CAFE」と書かれた店を見つけた時は
「二号店?同姓同名?」と思いつつ素通りするもなんとなく後ろ髪ひかれ。
(正しくは一年前に移転したそう)

先日、とうとうその門を叩いたのです。
(いや、勝手にドア開けましたけどね)
ゼミの同期と後輩ともちろんA先生と新鮮な魚を
食べてご満悦だったあの日。
しめのスイーツ行こうぜ!ともちろん私が誘ったのです。
弱気な私は一人でさらっとZASSI CAFEにいくことが
憚られたからであろう。
みんなを道連れにしました。はい。

で、入ったら一筋縄でいかないようなオーナーがいた。
そして、私の座った席はベストポジションであったのだ。
なぜなら眼前には無数の・・・


relax!!!!!!!!!!!!!!
relax.jpg




が。


relaxのことを語ると長くなるんですが

とにかく私のバイブルであり禁断の果実であり、
なんともいえない存在であったrelax。

出会いはSHIMAですすめられたからで、終いには
ヘアショーに出たとき宣伝までさせていただいたことも。

あとは同年代には決して面白さを理解されなかったし、
これを読んでても決してモテないと察していたから
みんながプチsevenとか読んでるときに持っていけなかったという思い出も。

高校のとき我慢できず学校でこっそり読んでたら、
なんと後ろの席のN君のお父さんが
いつも奥付で目にするあの人だったということが
判明し、彼とだけはrelax話ができた。

あのゆるくて詰まってて、どうしようもないけど
わくわくする雑誌は今のところ見たことがない。




というわけで、私のrelax熱は廃刊後も
冷めていなかったため、どこぞのカフェとかで
見つけるとつい手を伸ばしてしまう。
でも、それはたいていワンオブゼムっぽい置き方だし
なんとなくなおしゃれっぽさを狙った演出にすぎない
(とついうがってしまう自分は何様だ)

でもZASSI CAFEからは尋常じゃないrelax愛が
伝わってきたのだ。

恐る恐るあの手ごわそうなオーナーに
「relaxいっぱいありますね」的な声かけをした(と思う)

そしたら
「relax置くためにこの店やったようなもんだから」
と、岡本仁氏がそこにいたらドンペリを
私たちにふるまってくれそうな回答が(メニューにないけど)

そこからはもうrelax愛をひたすら語ろうと思ったけど
とりあえず冷静になれ自分!と言い聞かせ
その続きは数週間後にあるらしい、たこやきパーティーに持ち越すことにしたのだった。

そう、このZASSI CAFEとの出会いはrelaxと出会ったときと
同じような魅惑的なものであったのだ!
(演出効果のため、多少ドラマチックな表現を使用しています)

たこやき編にづづく。