Q1:総務省から公表された「住民基本台帳人口移動報告」によると、東京都では緊急事態宣言が発出された昨年5月以降、転出超過が続いている。今後もこのような状況が続けば東京の一極集中から、人口が地方へ分散する可能性もあるのではないか。

2020年の本市の人口移動状況と、それに対する受け止めについて伺う。

副市長:本市の転入超過数は12447人で前年比で2141人増加しています。そのうち東京都との移動者数は1052人の転入超過となっています。今後もまちの魅力を高める取組を進めていきます。

Q2:人や企業を呼び込むためのきっかけとして鉄道や道路の整備による交通利便性の向上が挙げられる。

高速鉄道3号線延伸や横浜環状南線の整備効果について伺う。

副市長:ブルーラインのあざみ野駅から新百合ヶ丘駅までの延伸により、新駅が設置されることにより生活拠点としてのまちづくりを進め、鉄道とバス等の交通結節機能を強化することで公共交通ネットワークを形成し、人を呼び込む魅力あるまちづくりにつなげることができます。

南線は東名高速や中央道などにつながり、全国各地へのアクセスを高めます。沿線での企業立地等が促進され、地域経済の活性化や生産性向上などに大きく寄与します。