慈恵病院(熊本市)が平成19年から始めた「こうのとりのゆりかご」について調査を行いました。
ドイツで平成12年から始まった「赤ちゃんポスト」がそのモデルで、産まれた赤ちゃんが遺棄されないように、保護することを目的としています。
慈恵病院では出産、子育ての悩み相談を24時間体制で受け付けており、その件数は1万件を超え、赤ちゃんの置き去り件数は112件。
置き去られた赤ちゃんは医師が診察し問題がなければ、児童相談所と警察に通報され乳児院へ転院。その後親探しや里親探しが行われる仕組みになっています。
「こうのとりのゆりかご」については賛否が分かれるところですが、赤ちゃんの命と幸せを最優先に考えることが重要です。