磯子区田中の「どんど焼き」に出かけました。毎年1月の14、15日あたりに行われているようです。各家庭から団子を刺した枝が持ち寄られ、古くなったお札やお守りをはじめ、しめ縄や正月飾りなどを焼いた火で団子をあぶって食べると風邪をひかないといわれています。

中には正月の供え餅を焼いて、あんこや自家製の醤油だれにつけて食べている人や、やするめいかをあぶっている人もいました。

団子が用意できない小さなお子さんを連れれた家族には、ご年配が用意した団子が振る舞われ、誰もが楽しく昔ながらの行事に参加することができます。私も団子

や供え餅をご馳走になりましたが、なにより地域のぬくもりを感じたひと時でした。

安対策も万全で、田中神社の氏子さんたちが火の管理をしてくださって、消火栓からホースを引いていつでも消火できるように準備がされていました。

日本の古き良き風習が、こうして次代に引き継がれていくことはすばらしいことだと思いますし、その役目をそろそろ私も担う世代になったようです。

「どんど焼き」は明日も各地で行われることでしょう。皆さんもお近くの会場に足を運ばれてみてはいかがですか。

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