前回のブログ
 の続き。


「私も一緒に出来ることがないかなあ」と
最初に思わせてくれたのが、彼でした。

大学4年生の根本くん。

HELLO ENDING

彼らは、これからは【目に見えない復興】が重要だと言っていて、
例えば畑にはもう何もなくて、復興したように見える。

でも実は土の中にはたくさんの瓦礫やガラスが入ったままだそうです。

そういう【目に見えない復興】の活動をしている
ReRoots(リルーツ)の根本くん。

彼からメッセージをいただきました。
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みなさんこんにちは.

ReRoots(リルーツ)若林ボランティアハウス広報を務めます、
東北大学4年の根本聡一郎と申します。

突然ですがみなさん、震災で津波被害を受けた農地が、
現在どういった状態であるかご存知でしょうか。

震災から1年が経ち、被災した農地でも、大きな瓦礫は重機によって撤去され、
表面上はもとどおりの様子に戻っているように見えます。

ですが、津波によって流されてきた細かい瓦礫は、実は撤去されておらず、
重機がたくさん通ったことで、逆に畑に埋まってしまっています。

細かい瓦礫の中には、流されてきた車の破片や、ガラスなどもあります。
この細かい瓦礫をそのままにしてしまったら、どういったことが起きるでしょうか。

大根や人参など、根が食べるところになる根菜類が、地中の瓦礫を根の中にとりこんでしまったり、
瓦礫が邪魔をして変形してしまうといったことが起きてしまいます。
こうなってしまっては、野菜はもう売り物にはできません。


ReRootsは被災農家のみなさんのこの大変な状況をなんとかしたい、と思い
畑の細かい瓦礫撤去をはじめとした、農家の復興に関するボランティア活動を、
仙台市若林区で行っております。

もしこの文章を読んで何かしたい、と感じてくださった方は、
ぜひReRoots若林ボランティアハウスにいらしてください。

ReRootsでのボランティアは、一日、半日からの参加も可能です。
参加する際に必要なものや、アクセスについては

ReRootsHP http://reroots.nomaki.jp/ に、



具体的な活動については

に記載してありますので、そちらもぜひご覧ください。
何か不明な点ございましたら、
ReRootsのメールアドレス reroots311@yahoo.co.jp

までご連絡いただければと思います。

震災から一年が経ち「ボランティアしたかったんだけどな…」
という声を聞くことが増えました。
僕は、その「けどな」の後になにが続くのだろうな、といつも思います。

震災復興は始まったばかりです。誰か何かの力になりたいと思えば、
力になれる場所は必ずあるんだと、僕は常に思っています。

ReRootsも、みなさんの東北復興の願いを叶えるひとつの場になろうと思っています。
東北に行きたいな、と思ったときには、ReRootsのことを思い出してもらえると嬉しいです。

みなさまのご参加、お待ちしています。

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前回のブログで書いた
【目標は習慣】だと言ったのも彼でした。

人の為に自分の体を動かすことの喜びを知っている素敵な人です。
今後とも是非応援させてください!!

次に紹介するのは女性です。

HELLO ENDING


同じく大学生の鳥越さん。

彼女のやっているのは日帰りボランティアバスで、
スマイルエンジン山形 という活動。

毎週土曜日に、被災地へ向かうバスが出ているそうです。

スマイルエンジン山形について、
教えて頂きました。
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・スマイルエンジン山形は、学生が運営する山形発着の日帰りボランティアバスです。毎週土曜日に、被災地へ向けて運行しています。

・災害ボランティアは、現地の状況とともに縮小傾向にあり、これからは専門的で細分化された力が要求されます。一方で、私たちスマイルエンジン山形の活動は、“誰でもボランティアになれること”を大前提として行ってきたため、不定期になると予想されます。

ですが、現地はまだまだ人手が足りません。
私たちは、
最後まで、現地のニーズを完遂したいと強く思っています。

そして、1人でも多くの人に現地を体感して欲しいです。


・スマイルエンジン山形活動ブログ→福興会議 スマイルエンジン山形ー新しい東北を創る

http://www.tuad.ac.jp/fukukou/index.html

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彼女は同じ番組に出演させて頂いた時のコメントに


【内容がお涙ちょうだいだけの番組ではなく、
被災地支援のこれからについて考察できたことがよかったです。】

と書いていたのがとても印象的でした。強い。

私は音楽の仕事を始めてから、
何度となく深瀬に言われた言葉を思い出していました。

-雰囲気に酔って、何かしたつもりになるくらいならやらねえ方がマシだ。

中途半端な達成感は何も生まない。
それは仕事も、震災復興も同じなのでしょう。

鳥越さん、同じ女性としてリスペクトしています。

これからも協力していきたいので、宜しくお願いします!!

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最後は

大学の研究室で震災と向き合っている、

阿部くん。

HELLO ENDING

私たちが昨年お世話になった、石巻専修大学の経営学部に通っている彼は
山崎ゼミナールというところで震災と向き合っているそうです。

大学のゼミなので、このブログを読んでいる方が
一緒に参加という訳にはいかないようですが、

音楽が好きな人たちが集まるように、
一緒に震災復興をしていく人たちと繋がって行けばという想いで
紹介させて頂きました。
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3人とも大学生です。

忘れたい人がいる。
忘れちゃいけないと思う人がいる。

その中で、【習慣】を目標に進む3人を
敬意を表して紹介させていただきました。

微力ながら、今後とも私のブログで
多岐に渡って紹介させて頂けたらと思っています。