紺色の夜空に純白シンフォニー | HELLO ENDING

HELLO ENDING

HELLO ENDING


テーマ:
学校を出たら、もう夏だった

来週は大学2年生のとき オーケストラをバックに
ピアノ協奏曲を弾いた大きなホールで、ドレスを着て「試験」を受ける

2回あるうちの、1回目の卒業試験。


小学校にあがる前から始めて
15年以上弾いてきたクラシックピアノ。

高校生の時の夏、私はイタリアやスイスの音楽祭に参加して
天井まで描かれた壁画や、ステンドグラスの光が差し込む教会で
朝から晩までピアノを弾いていた

巻き舌の発音が出来ないのが嫌で
Fragola,Fragola,Fragola(=いちご)と言いながら歩いていたら
いつの間にか私のあだ名は「Fragolina」になった。
「いちごちゃん」である。子供扱いにも程がある。

朝は陽気なおばちゃんがでっかくて硬いパンに
チーズやトマトやピクルスを挟んでくれたサンドイッチを持って練習に出かけ

昼間は生のフルーツで作ったというジェラート屋さんで一息つき

楽譜を持って練習室を取る為に走り
星が出るまで練習をして

夜は公園に面したBarの古いアップライトピアノで
スクリャービンやドビュッシー、
ときたまベースに合わせてジャズみたいなのも即興で弾いた。

「BRABA! BRABA!」と盛大な拍手を貰って喜んでいると
一緒に来てくれたNaomiという美人なお姉さんに
「こんなに小さいのに凄いって言ってる」と笑われた。

パイナップルやキウイの入ったトロピカルジュースや
一人じゃ食べられない位大きなパフェは
ピアノを弾けば、いつ行ってもご馳走してくれた。

世界の終わり、なんて強烈な名前のロックバンドを組んでから
もう海外に行く時間もなくなったけれど

遅くまで居た学校の練習棟を出ると

紺色の空には割れた雲が散っていて
信号の赤が今にも溶けそうで
目を背けたくなるような 夏の始まりの匂いがして
思い出した。

友達はピアノしかいなかった、私の青春。


ピアノ協奏曲の時の写真。
中じんは終わったすぐ後に予定があって写真にはいないのだけれど
団長やEARTHのスタッフ達がたくさん聞きに来てくれたよ。
HELLO ENDING-あ


---
さて、明日はクインズスクエア前の広場でライブなのだけれど
いつも野外の予定では雨が降るから
中止だとばかり思っていたら、降らないって予報が出てるね。

でも降らないって思うと降ったりするのよね。
まあ晴れたらみんな横浜にお出かけにおいでよ。14時半からだよ。

---
来週学校で弾く試験曲。
何でも好きな曲を弾いて良いと言うので、
曲中にモールス信号が出てくる現代曲をセレクト。

アクロバティックな動きは練習してると意外と面白くて
ランナーズハイならぬピアノハイ?で練習してたら指が内出血。