今日は私は学校へ行って、一人遅く地下室に戻って来た。

「ただいまー」

「おかえりー」

団長・中じん・ラブは既に揃っている。
よく見ると顔を見合わせて何だかくすくす笑っている。

「ん?どしたの」

「今日さ」

「うん」


「何食べたと思う?」









・・・・この聞き方を分析してみると
これは明らかに「挑発」であり、「良いでしょう、さおりちゃんは食べられなくて残念~」という
悪意のメッセージが込められた、とみて十分だろう

よってまずラーメン却下


彼らが普通にご飯を食べに行くといったら大抵ラーメンであるが、
私は「挑発」されるほどラーメンが好きではない。

しかし「美味しいから!」と彼らに連れ回されて私も多くのお店を巡ったので、
ついでなので、ここで私達が行く近所の美味しいラーメン屋さんを紹介しよう。

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二郎系・・・暖々(平和島) 髭(平和島) 大(蒲田)
家系・・・六角家(大鳥居) 一六家(大森) 雷家(川崎)

その他・・・天下一品(川崎) まるきん(石川台) 一丁(石川台) ラーメンショップ(大鳥居)

※自転車で行ける範囲参考
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さて、ラーメンが却下された所で私はまた思考錯誤を重ねる。

「挑発」=「私の好きなものをみんなが食べた」

「私の好きなもの」=中華、寿司・・・





寿司!!






寿司だ、絶対寿司だ。このニヤニヤは寿司の顔に違いない。


「お寿司食べたの!?」

「あれっバレた!15皿ずつ食べたー」



何て事。私が油断をした隙に何という所業。

しかし油断というのは、「中じんは生魚が苦手である」という決定的事実があるからなのだ。
一体彼は何を食べたのであろうか。


「中じん何食べたの?」

「ミートボールとうなぎと、焼肉と・・・・」








そっか・・・・何かごめんね中じん・・・








ところで生魚が苦手(トロの味がするのでアボカドも苦手らしい)、との中じんだが
世界の終わりの面子は、割とみんな好き嫌いが少ない方である

特にラブの好き嫌いについては、ほとんど聞いた事が無い
1つ位はあるのか・・・?

団長はセロリだけど、「あっためれば食べれる」との事。
最近発見したそうです。良かったね。



私が彼らのご飯を作ったとき、いいなーと思うのは

彼らがご飯を残しているところをみた事がない ということ。

これは嬉しいよね。まだまだ育ち盛りなので3人で4合とか5合とか食べちゃうけどね。



あーもう今度は私もくるくるお寿司行く!!