-全ての失恋男に捧ぐ-

HELLO ENDING-m

本屋大賞で2位をとった「夜は短し、歩けよ乙女」の作者
森見登見彦のデビュー作。

「太陽の塔」

私はいつも古本屋さんに寄って読みたいものがあるとストックしておくので
いつでも読んでいない本が5、6冊はあるのですが、
この本は団長が先に呼んで絶賛。その時の言葉。


「太陽の塔凄い良かったよ。アラミヒロヒコの。」


アラミヒロヒコ・・・?


「ミ」以外をジョジョの奇妙な冒険の作者と間違えているという失態。
ジョジョは荒木飛呂彦先生ですね。私は3部が好きです、普通に。


さて、全ての失恋男に捧ぐ、と帯に題された太陽の塔。

主人公の男子は昔付き合っていた女の子の行動パターンを集計、
予測を立て尾行する事を
「研究」と呼び見守り続ける。

研究内容は「彼女は何故この私を袖にしたのか」

私はあらすじを書きながら既に射抜かれそうです。胸を、きゅん と。
研究。素敵な響きです。え?ストーカーじゃないですよ。まさか。まさかまさか。


大好きな本たちも紹介していけたら楽しいかなと思って始めた
「お気に入り」コーナーですが
私に内容をあれこれ説明する趣味はないので
ネタバレに畏怖してこちらに訪問しなくなる、というような心配は御座いません。
またいらっしゃって下さいね。
大丈夫。頼んで哀願されて泣いて土下座されても内容は教えません。






んー世界の終わりでこの主人公に一番似ているメンバーは・・


ラブかな(^^)



不器用な可愛さ、愛が発揮する巨大なエネルギー。
強面だけど、本当は心優しきピエロとは世界の終わりのラブのこと。


青春ぶち抜きロックバンド「銀杏BOYZ」が大好きな私は、たまらない一冊。