おはこんばんちは、お気楽です。
前回、予告した通り、昨夜、映画見てきましたよ。
1月１８日公開の マスカレードホテルです。
原作は、いまや国民的作家、東野圭吾さんの大ベストセラー マスカレードホテル シリーズ
第一作目の映画化です。
なんですが、昨年末、全世界で１４００万部突破の ナミヤ雑貨店の奇跡 の映画化（2018年3月公開）
は、正直、原作には、遥かに及ばず
これまた大ベストセラーの
疾風ロンド の映画化（2017年11月公開）
も、原作には遥かに及ばす 残念賞
30年続く、加賀恭一郎シリーズ の最新作
祈りの幕が下りる時（２０１８年1月公開）
は、原作を旨くまとめて、見応えありました。
東野圭吾さんの小説って、複雑なストーリー、多彩な登場人物、散りばめられた多くの伏線etc
深い行間・・・・それを、２時間の映画に纏めるのは至難の技のようです。
が・・・・今回の映画化の主演がキムタク で、撮影中・・とのニュースを一昨年知って
正直、ガックシしてたんですよ。
主演がキムタクでは、こんな映画になりそう・・・
と思い、今回は映画館まで足を運ぶことはないな
と思ってたんですが、公開一週間の観客動員数 100万人突破 とか聞いて（ホントか
）
ググると、評判がいいんですよ。
ということで、昨夜は映画見て、横浜で、夕食ということで、
お気楽妻と行ってきましたよ。
ホテルを題材にした最近の映画では豪華出演陣で話題となった
有頂天ホテルがありますが、超一流ホテルという設定なのに、
ホテルのロビーが、貧弱で正直、イマイチでした。
さあ・・・今回の舞台 ホテル・コルテシア はどうかなと思いながら，席に着きましたが
ロビーのセットの豪華さに度肝を抜かれました。
やはり、映画は、こうでなくっちゃ ですよね。
ということで、ツカミはOKでしたよ。
ということで、キムタクの登場シーンですが↓
20代の巡査部長の新田浩介ですが・・・４６歳のキムタクなので、エリート刑事 警部補として登場
（４６歳で警部補・・・・エリート・・・大笑いです～
十津川警部は３０代後半で警視庁 捜査一課 係長（警部）に就任しましたが
十津川警部の事を捜査一課のエリート刑事なんて、誰も言いませんよね。
お気楽ブログで何度か登場の佐々淳行さん・・・・
３６歳の時、香港領事任期半ばで、急遽、秦野警視総監に、呼び戻され、降格人事扱いで
（秦野警視総監：日露戦争の児玉源太郎を見ろ！！ 自分から進んで格下の参謀総長になっただろ。
この非常時、栄転とか降格なんて関係ない。 適材適所だ！ と一括されて・・・）
警備課長（警視正） として８５００名の警視庁機動隊を指揮して、連日連夜、学生運動の警備活動
最後はあの有名な、東大安田講堂事件の陣頭指揮
あさま山荘事件では、警視庁機動隊、長野県警機動隊を指揮、第２機動隊長、特科車両隊長が
殉職し、指揮命令系統が混乱、その為、自らあさま山荘に突入、陣頭指揮して、人質を無事解放
佐々さんを演じたのは、役所広司さん（中央）でしたね。
が・・・・４５歳の時、戦後初めて沖縄に訪れた、皇太子、美智子妃殿下 沖縄ひめゆりの塔事件の
責任を取らされて、三重県警本部長（警視長）へ左遷・・・
４６歳のエリート刑事なら、相棒の内村刑事部長（警視長）くらいでの階級でなくっちゃ
のっけからズッコケましたが、ヒロインのフロントクラーク 山岸尚美 を演じた
長澤まさみさんは、堂々たるヒロインぶりでした。
注：ネタバレ有りなので、これから映画見る方には、メンゴです
愛人役は、愛人にしたい女性 第一位の橋本マナミさん
（マナミさん・・売れない頃、愛人経験有だそうです^^）
愛人をホテルの部屋で待つ、お金持ちを演じるのは、田口浩正さん
浮気夫を探しにやってくる、奥様役は、菜々緒さん
菜々緒さん、ほんとスタイル抜群ですね～
浮気夫を演じるのは、宇梶剛士さん・・・普通逆のような気がしませんか
そうなんですよ、この映画では、女性は、若くて、美人なのに
パトロン、浮気夫は、中年太りのオヤジなんですよ
なのに、なんで、お気楽には若くて美人の愛人がいないんやろか
新田刑事が、高校生の時に苛めた、教育実習生（新田刑事の苛めで、教師を断念）を演じたのは、
名優怪優：生瀬勝久さん
そして、原作読んだ方なら、ピンとくる、冒頭20分で出てくる 予告連続殺害犯：松たか子さん
そして、スペシャルゲスト：明石家さんま さん
お気楽達・・・最後まで、さんまさん、見つける事が出来ませんでした。
やはり、これだけ密度の濃い、原作を２時間に纏めるのは、至難の技で、
正直３時間にして欲しかったと思うのは、我儘でしょうか？
最も、残念なのは、最後で、監禁された山岸尚美の部屋を見つけた理由
山岸尚美：どうして、この部屋に私がいると判ったんですか？
新田：貴方のお化粧薄いけど、いつも、いい匂いがしますから
尚美：えっ・・私の匂いがわかるの？
新田：だって、毎日一緒でしたから・・
が、省略されてたので残念でした。
おまけ・・・・
次回の予告編で・・池井戸潤さんのベストセラー 七つの会議 を見ましたが
原作とは、かけ離れた内容なので、残念賞の予感がしましたよ
ということで、マスカレードホテル 映画館で見る事をお勧めしますよ。