この脚本家とタッグを組んで欲しかったな~! 前編 | 世界一難しい恋の話

世界一難しい恋の話

2016年04月13日スタート
日本テレビ系列水曜22時
連続ドラマ「世界一難しい恋」の応援・感想ブログです。

京都に行くことがあったらぜひ行ってみたいカフェのご紹介。多分、前にも紹介したことがある?

 

 

カフェって言うか美術館の中の一角?

大野智の愛した伊藤若冲の絵柄プレートで甘味を楽しめるようです。

こちら、同じカフェを前にも紹介したような気がする、絶対!! 前は期間限定だったのが常設になったのか? ちょっと詳細は不明ですが新しくつぶやかれていたので改めてご紹介です!

こんなカフェで、大野智と2人、何を話すでもなく(´・∀・`)「美味しいねえ」とか言いながらお茶してみたい……!!

 

さて、今日の話題。

 

今期のドラマがちょいちょい最終回を迎え始めています。ちょうど今、物語が佳境に入ってる! ってドラマも。

ブログ主、結局今回、最後まで見れそうなのは「競争の番人」「魔法のリノベ」「オクトー」「石子と羽男」「初恋の悪魔」「新信長公記」……かな? 文句言いつつ、結構見てました。後、大河「鎌倉殿の13人」もか……

これまで色んなドラマ見て思うのは、ドラマにおいて脚本家さんって本当に重要だな、ってことです。

演者が大切なのは言うまでもない。演出だって重要。ドラマを盛り上げる音響効果だって大事。ドラマを構成する全てのスタッフが大事なのは当然のことですが、脚本が良くなければ、そもそもドラマが成り立たない。いわばドラマの骨子です。

それをよーく教えてくれたのが「初恋の悪魔」でした。正直、1話見ただけでは「何じゃこりゃ」だったのですよ。何だかいろんなパーツが散りばめられているけれどそれぞれが全然まとまりが無くて、主人公達は本筋と全然関係無さそうな軽い事件を1話で解決していて、さて、これは事件解決ものなのかそれともばらばらの4人が結束を強めていく友情ものなのか? それすらもよく分からん……と思っていたのが、1話で散りばめられたパーツが5話~6話くらいから一気に収束していき物語が盛り上がりを見せてきました。

これ、最初からストーリーを最終回まで構成していないとできない技ですよね。

連載小説は単行本にまとめるときに手直しもできるけれど、ドラマは放送してしまったらもう今更訂正はできないですし……あ、かつて「リーガルハイ」ってドラマでお茶の水女子大卒設定だった新垣結衣さん演じる役の元同級生(♂)を続編でうっかり出してしまって、慌てて高校まではお茶の水系列だったけど大学で共学の大学に転籍したみたいな後付け設定を言い出したことはありましたが……ともかく、脚本って放送時点で最後まで出来てない、何なら視聴者の評判聞きながら次の展開を決めて行くようなことすらある……って感じらしいので、伏線張り巡らせた長編を、それもオリジナルでやるって言うのは、実績を重ねた大御所にしか許されないことらしいのですよ。

ともかく、かつてトレンディドラマで一世を風靡した脚本家の底力をまざまざ見せつけられ、最終回を大変楽しみにしているブログ主なのです。

日曜日に暇なので、ブログ主が気になってる脚本家の一言感想をTwitterでずらずらずら~~っと書き連ねていたのですが、「ああ、この脚本家さんと大野智でタッグを組んで欲しかったなあ……」って脚本家さんの名前が結構出て来ましてね?

もちろん、「鍵のかかった部屋」の相沢友子さんを始め、これまでタッグを組んだ脚本家さんも素晴らしい方達ばっかりでしたけど!!

それでも、一度この人のドラマに出て欲しかったなあ……って妄想を語るくらいは! 許されてもいいのではないのか、と!!!

 

というわけで自分のつぶやき引用しながら紹介していきます。前編、中編、後編に分けて3人!!

1人目はこの人!!

 

 

野木亜紀子

代表作=「掟上今日子の備忘録」「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」「MIU404」

 

新垣結衣さんとのタッグに外れ無し! と言われた脚本家さんです。某日テレドラマでその法則ちょっと崩れましたけど。

代表作、で上げているのは主にブログ主が見て、かつ面白かったドラマです。見てなかったドラマと見たけど面白くなかったドラマは外してますのであしからず……

この方、原作ものを書かせると、原作を上手く膨らませてくれる脚本家さんなのです。「鍵のかかった部屋」の相沢友子さんと相通ずるものがあります。

大体、漫画なり小説なりの実写化って脚本家の独断なのか局か俳優側の要望なのか知りませんが、余計なオリジナル要素を付け加えてそこが原作ファンの反感を買うことが多いのですが。

ブログ主はドラマ化当時、まだ原作が1冊しか出ていなかった「掟上今日子の備忘録」、そして脚本家・野木亜紀子の名が知れ渡った「逃げるは恥だが役に立つ」は、ドラマ化のお手本にして欲しいくらい上手く膨らませてたなー、と思うのですよ。

演者が原作のイメージにぴったりだったのは当然として、原作のイメージを壊すことなく、ドラマとして面白くなるように、本当に神のように作りこまれた脚本だったな、と。

そこに全編オリジナルで書かれた「アンナチュラル」と「MIU404」です。本来は90分欲しいドラマを60分にぎゅっと圧縮したようなストーリーの濃密さと、1話1話起きる事件とは別に縦軸で少しずつ動いている事件が最終回に向けて一気に加速していく様は本当にお見事でしたー……「MIU404」で星野源さんがやってた役とか!! 大野智にも演じて欲しかった!!!

 

この方とタッグを組むなら、ブログ主、大野智主演で「Q.E.D」の実写化して欲しいんですよね……あれ主人公が高校生なんで、無理がありますけど。でも妄想だしな!!

 

 

原作漫画です。今のAmebaって楽天とかAmazonからの直リンクできないのか……

 

「鍵のかかった部屋」とちょっとイメージは似てます。13歳の若さでマサチューセッツ大学を卒業した天才だけど無口で無表情の主人公が、刑事の娘である同級生に引きずられるようにして事件現場に現れ、様々な事件をフラットな視点で解決していく、そういう漫画です。

めちゃくちゃ息が長い漫画なんですよ。「金田一少年の事件簿」みたいな、誰もが名前知ってる有名タイトルではないですけど、確か90年代から20年以上、途中、50巻で1回完結した後、設定そのままでiffシリーズが始まってそのiffシリーズももう22巻……つまり今、70巻を超えているわけです。ミステリー漫画としては「金田一少年の事件簿」「名探偵コナン」に続く長期連載では?

昔、一度ドラマになったことがあるけど全然話題になってなかったっぽくて……原作はドラマ化できそうなエピソードがいくらでもあるので、その主人公を(若い頃の)大野智と、(若い頃の)新垣結衣さんとかで見てみたかったなー!!!! とか、しみじみ妄想です。

 

ちなみに男女のバディものですが、恋愛要素がほぼ皆無に近いんですよ。どっちも、お互いを意識するような描写がほぼほぼ皆無という大変珍しいバディものです。ラッキースケベ的な展開(山頂で大雪に閉じ込められるとか)があっても、同じ部屋で一緒に寝なきゃいけない! どうしよう!? みたいなドキドキ展開がまーったくない。当たり前みたいに2人、別々の部屋で寝て平和に朝を迎える、本当に珍しい漫画です。

凡百の脚本家なら、いらんオリジナル要素加えて主人公→←ヒロインみたいな描写を入れがちですが、野木亜紀子さんなら、原作の持ち味を最大限生かした脚本に仕上げてくれるんではないかな、と!!!

 

まあ、何度も述べてる通り、これ原作の主人公が高校生ですからね。

今更、ドラマ化がよしんば実現したとしても、その主人公に大野智が選ばれる可能性なんて皆無ですけど!!

こういう青春ミステリードラマみたいなドラマに、大野智も一度出て見て欲しかったな~~!! という願望です!

中編に続く!!