大野智の底力は凄かった、と実感した話 | 世界一難しい恋の話

世界一難しい恋の話

2016年04月13日スタート
日本テレビ系列水曜22時
連続ドラマ「世界一難しい恋」の応援・感想ブログです。

何だか最近、〇〇が出演した作品で一番好きな作品は? 系のランキングをよく見かけます。

これまで月9、金ナイ限定のランキングで大野智を1位にしようと「鍵のかかった部屋」「死神くん」に頑張って投票したのですが、その都度、強力なライバルに敗れて2位で終わっていたのは記憶に新しい……

そんな大野智作品がついに1位になったランキングが現れました!

 

 

大野智関連のランキングじゃなかったけど!(笑)

平兵衛こと鈴木亮平さんの出演作品ランキング。もう鈴木亮平さんと言えば変態仮面が頭にこびりついて離れないのですが、そんな変態仮面を抑えて1位「忍びの国」!!!

大野智ヲタが頑張ったんだろうな(本音)

でもあの作品の鈴木亮平さんは本当に素晴らしかったのです。最初はその体格から日置大善役ではないかと噂されていたのですが、蓋を開けてみたら忍びらしからぬ優しさと、その優しさのせいで数々の惨劇を引き起こす悲劇の青年役を素晴らしい再現度で演じて下さいました!

ラストの大野智との川対決は映画史に残る対決でしたよ……大野智の素晴らしい運動神経に一切引けを取ることなく台頭に渡り切ったその身体能力には拍手を送りたい! 体格差がありすぎて常に中腰だったのは凄く大変だったと思うのに! 本当にお疲れ様でした!!

 

さて、今日の話題。

 

何か新しい話題あったっけ? とタイトル見て思われそうですが別に新しい話題ではないのです。

言ってしまえば今期のドラマの話なのですが、改めて大野智ってすごいなあ……としみじみ実感したので。

 

ブログ主、今期のドラマで「キャーッ!」となっている役が2人います。

TBS日曜21時枠「TOKYO MER」の音羽尚先生。演じているのは賀来賢人さん。

NHK朝ドラ「おかえりモネ」の菅波光太郎先生。演じているのは坂口健太郎さん。

2人とも医者だったのはたまたまなのですがw

 

見ている方には分かってもらえると思うのですが、「TOKYO MER」は主演は鈴木亮平さんなのに賀来賢人さん演じる音羽先生の人気がすごくてですね!

分かりやすいツンデレなのですが、デレの相手が鈴木亮平さんに向いていて、しかも一時流行った「おっさんずラブ」みたいな方面の気配は微塵もない。けどあれは確かにデレだ! ともう放送のたびに音羽先生でTwitter検索してはにまにましています。

どうも鈴木亮平さんの妹(佐藤栞里さん)とのラブも動き始めている? 分かりやすくツンなのに、最後は結局本来の優しさを隠し切れないその不器用さにもうキャーが止まらないのですよ。

 

朝ドラの菅波先生はただいまKing & Prince永瀬廉くんが演じる及川亮くんと人気を二分している、恐らく主人公モネの相手役? になるであろう先生。

元々は主人公が勤めていた森林組合に、2週間に一度ほどの割合で東京から通っていた勤務医だったのですが。主人公の勤務先が東京に映ったところで急速に仲が縮まっていき、しかしなかなか一歩が踏み出せない今時の草食男子な先生です。

当初は永瀬くんの方が相手役か? とも思ったのですが割と早々にその線は消えて……何しろ主人公側に及川くんを想うような描写がゼロだったので……大体70話以上かけて、ようやくお互いの気持ちを伝えあえるか!? というところで急に及川くんがカットインしてきて一体この先どうなるの!? というストーリーなのですが。

当初はツンツンツンツンだった菅波先生、回を進めるごとに主人公の勉強の手助けをしたり、一緒に気象予報士試験の合格を喜んだり、弱さを打ち明ける主人公に触れようとして触れられなかったり、逆に自分が弱さを打ち明けたときは背中を撫でられて……みたいなささいな描写を毎回楽しみにしています。朝ドラは恋愛ドラマじゃねえという意見もありそうですが、世の中がコロナコロナで重苦しいニュースばっかりなのにこの上ドラマでまで暗い話題は見たくないのですよ、正直な話!(キッパリ)

 

とまあ、ここまでブログ主が2人のキャラを推している理由を述べてきましたが。

大体、ブログ主が「鍵のかかった部屋」の榎本径にはまったときもこんな感じだったな、と。

無口で不愛想なのに、でも青砥純子さんに対しては確かに微かな優しさを見せるときがあって。

回を重ねるごとに弁護士ーずに心を許しているような描写が増えていって。

でも時折見せる怪しい笑みが、確かに裏に何かを背負っていることを匂わせて……! とまあ、大体、上の2人と似たような経緯で回を重ねるごとに榎本キャー! が増えて行ったのですが。

 

あれ、おかしいな……

「鍵のかかった部屋」のときは、ほんの少しでも榎本径を感じたくて。中の人のことを知りたくて。「VS嵐」や「嵐にしやがれ」を追いかけ始めて、坂道を転げ落ちるように大野智の沼にはまり込んで行ったのに。

ハマり具合では同じようなものなのに。ぶっちゃけ「TOKYO MER」に至ってはドラマとしての面白さは多分「鍵のかかった部屋」より上なのに。

それでも、賀来賢人さんや坂口健太郎さんを追いかけよう、って気には、別にならないんだよな……

 

このお二人、キャリアを積んだ俳優さんなので、他のドラマで姿を見かけた方は何度もあります。

例えば賀来賢人さんなら「Nのために」とか「グッドパートナー」とか、坂口健太郎さんなら「東京タラレバ娘」とか「シグナル」とか。

でも、今、音羽先生や菅波先生にはまっているからって過去のドラマを見返しに行こうとまでは思わないし。

恐らくこの先もたくさんの作品に出演されることと思いますが、このお二人が出演されているからって理由でそのドラマを見ようとは思わないだろうな……内容が面白そうなら見る、という、いつものスタンスにとどまるでしょう。

 

大野智のときは違ったんですよ! ほんの少しでもその気配を感じ取りたくて……もちろん、専業俳優さんと違ってバラエティの冠番組を持っていた、というのは大きいと思いますが。でも確かに最初は榎本径目当てに「VS嵐」や「嵐にしやがれ」を見ていた!

そうしてバラエティにおける大野智のギャップに惹かれて、沼にどぶんとダイブすることになったのですが。

榎本径とは全然違う役と分かっていても。大野智が出演するからという理由で過去のドラマも未来のドラマも全部見なければ気が済まなかった。

正直、全部が全部、最高傑作とまでは言えないと思います。やはりそこは、枠の違いとか脚本の違いとか共演者の違いとかいろいろあって、作品としての出来はうーん……になる作品もありましたよ。

でも、どのドラマも大野智が演じているキャラは最高に魅力的だった! 善も悪も、陰も陽も、全部全部魅力的だった!!

 

これは演技力の違い……と言うのとも少し違う気がします。華、と言うのも少し違う?

あえて言うなら吸引力? とにかく大野智の演技は視聴者の視線を引き付けて離さない! そんな演技だ!! そして一度引きつけられたら、そのまま吸い寄せられて離れることができない!

本当に本当に、役者として稀有な存在だよな、と、専業役者さんの演技に魅了されながら実感している日々です。