(もしかしたら)先輩の心意気に感銘を受けた……? | 世界一難しい恋の話

世界一難しい恋の話

2016年04月13日スタート
日本テレビ系列水曜22時
連続ドラマ「世界一難しい恋」の応援・感想ブログです。

大野智と直接の関係はないのですが、昨日からAmazonPrimeで「忍びの国」が閲覧可能になっていることに引っかけて。

ちょっと珍しい(というか他に知らない)、天正伊賀の乱を取り扱った漫画をご紹介。

 

 

 

織田信長の元で使えた忍びの女の子が主人公の4コマ漫画ですが。4コマ漫画でありながらしっかり日本史の勉強になる稀有な漫画だと思います。主人公の忍びの女の子はフィクションですが、織田信長を始め教科書にがっつり載ってる時の武将達が戦国時代にどのような立ち位置でどんな考えで戦をしかけてどんな風に勝った(負けた)のかが非常に分かりやすく学べます。絶対教科書には載っていないだろう戦国豆知識も面白い!

織田信長が桶狭間の戦いに挑む手前辺りから物語は始まり、10年以上の歳月をかけてついに天正伊賀の乱に突入しました! のでご紹介。

無門はもちろん、日置大善とか出ていないキャラも多いですが織田信雄、長野左京亮など「忍びの国」で見た名前が出てるー!! と1人で興奮していました。基本ギャグ漫画なので「忍びの国」の知念くんの奮闘を思うと織田信雄の描かれ方に涙が出てきますw

主人公の忍びの女の子は伊賀の忍び……つまり無門の同僚設定なのですが、その在り方というか考え方が無門とはだいーぶ異なるのでどっちが本当の忍びだ? と混乱すること間違いなしですww

もし「信長の忍び」に無門が出て来たらどんな描かれ方になるのかなあ……まあお国ちゃんの存在とセットでギャグ要員になるだろうなあ……などと妄想膨らませるのも面白い。

こんな風に他の作品に触れると、天正伊賀の乱は実際に起きた戦なんだよなあ、と実感です。

 

さて、今日の話題。

 

大野智が休止を表明してから実際に芸能活動休止に入るまでおよそ2年という月日があったのですが。

その2年の間に本当にたくさんのジャニーズの先輩後輩が退所して行きました。

そのうちの1人である少年隊・錦織一清さんのインタビュー記事が印象深かったのでご紹介。

 

 

錦織一清さん、そして植草克秀さんはジャニーズからの円満退所だったからか、その後もSNSの開設始め精力的に活動を続けているようで何よりです。公式FCの発足とかディナーショーとか大野智も……大野智にも……となるような活動も多々(笑)

元々、テレビでの露出という意味においては少年隊の中でも東山さんと錦織さん・植草さんの間にはだいぶ格差があったので、退所と聞いてもああ、とうとう……というのがテレビでしか少年隊を知らぬ茶の間の感覚だったのですが。

このインタビュー記事を見る限り、やはりジャニー社長の逝去が決断の大きなきっかけだったのだなあ、と。

中でも、ブログ主はネットニュースのこのタイトルに「アイタタタタタ」となってました。

 

>「老害でありたくなかった」

 

ブログ主は常々思っていたのですが、ジャニーズって芸能界の中でもすっごく特殊な事務所だと思うのです。

何が? と言うと、アイドル養成事務所なのに、長らく……本当に本当に長らく、「年齢制限」という概念が無かったところ。

AKBとか女性アイドルを見ていれば分かると思うのですが、若いうちにデビューして、センターとして活動できるのは長くても数年。10年活躍できた人なんてほんの数人で、多くは20代……早ければ22歳とかそんな年齢で「卒業」と言う名の元に巣立っていき。空いた場所にはもっと若いメンバーが立つ……その新陳代謝がものすごく早い。「アイドル」ってこれまでは、いや今でもそういう世界で、ジャニーズだけが例外だった感が強いのですよね。

SMAPやV6や嵐がアラフォーになっても「アイドル」と名乗り、容姿を保ち、プライベートの幸せを(少なくとも表立っては)捨ててファンの女性陣に笑顔を振りまきながら歌い踊り続けるのは、それは本当にすごいことだと思うのですが。

そうして先輩達が活躍すればするほど、彼らに憧れた若い子がどんどん入所してくるのに先輩達がいつまでもセンターを動かないからなかなかチャンスが巡って来ない……SMAP~嵐の全盛期には確実にそういう側面があったと思うのですよ。

 

それが、ジャニー社長の体調悪化により滝沢秀明さんが後を継ぎ、そしてジャニー社長が逝去されたことで、ようやくジャニーズにも新陳代謝の概念が取り入れられてきたのかな、と。

なかなかデビューできないJr.には年齢制限という選択肢が与えられ、バラエティのゲストやひな壇には若手グループやJr.の顔が目立つようになり、ベテランジャニーズはMCとか演技仕事とか、あまり年齢の関係ない仕事にシフトしながら歌やダンスからは遠ざかっていく。

それが当たり前っちゃ当たり前なのですが……そう言った事務所の方針変更を敏感に悟り、自ら身を引いた錦織さんかっこいいな……と記事を読んでしみじみ。

 

もしかしたら、大野智の活動休止表明にはそういう意味合いもあったのかもしれない。

 

ヲタからすれば2016年~2018年、活動休止について揉めていた頃の嵐はまだまだ全盛期! と思いたいところですが。「VS嵐」で身体を使う競技減って来てるよなあ、とか、ダンスの振りが昔に比べると簡単になってきてるよな、とか、ライブでも後半のお手振り曲率増えて来たよな、とか、やっぱり「若い頃とは違うよね」と思わせることが増えて来ていた時期。

ヲタの目にもそんな風に見えていたのだから、中で実際に歌って踊っていた大野智はより強く実感してたんじゃないのかなあ、と思うのですよね。

どのメンバーかが、「落ちて行く光景もヲタと一緒に見て行きたい」と発言していましたが。大野智はアイドルとして「落ちて行く前に身を引こう」と考えたのではないかなあ、と、ブログ主は考えていたのですが。

King & Princeとか嵐の光景になりうる若手がどんどん実力をつけてきているのを目の当たりにして、後輩のために身を引こう……そういう意味合いもあったのかもしれないな、と。そんなことを思った次第です。

 

ヲタとしてはもっともっと大野智のトップアイドルとしての活躍を見ていたかった……ですが、大野智のそんな人柄に惹かれたのも、また事実。

まあ全部勝手な想像ですがw もしそんな考えもあったと言うのなら……今、思惑通り後輩達が大活躍しているのを見て、大野智はきっと満足してるだろうなあ。

それなら、嬉しいなあ、と。

そんな風に思いました。