何よりも、その目の輝きが嬉しかった | 世界一難しい恋の話

世界一難しい恋の話

2016年04月13日スタート
日本テレビ系列水曜22時
連続ドラマ「世界一難しい恋」の応援・感想ブログです。

新年2日目ですが皆さまいかがお過ごしですか!

ブログ主は借りるだけ借りて読んでなかった本を読んだり録画消化したり編集したり……まあつまりはダラダラしてましたw

さて、今日は前置きはなしです。

本日は! 昨日放送された「嵐にしやがれSP」の感想をがっつり書いて行きたいと思います!

まずはこちらをご覧ください!

 

 

早速ネットニュースになってタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

昨日はSPということで、2時間15分に渡って様々な企画が放送されました。

大野智ファンとして、もちろん一番注目していたのは隠れ家ARASHI! 大野智と世界的な書家、紫舟先生の企画だったのですが。

最初に企画を聞かされたときは「書家の先生の作品を見てトークするだけかな?」とハードルを下げておいたのですけれど、放送日までに流れたスポットからどうやら大野智が実際にその書の腕を披露してくれるらしいと聞いて、当日を心待ちにしていました!

 

いや素晴らしかったですよ!!

 

多分、途中のスポットの「J」「翔」からメンバーの名前を書いたんだろうと予測していたのですが、実際の放送は予想以上でした!

まず紫舟先生と言う方が、よく小説とか漫画に出てくる「芸術家」と違って、偏屈なところ、とっつきにくいところが全然ない、穏やかで気さくな素敵な先生でした。

ブログ主も一応、硬筆・毛筆とも小学生の頃に習っていたことはあるのですが、大人になった現在、悪筆過ぎて祝儀袋や香典袋に名前を書くのに苦労していることからどの程度の知識が察してくれって感じです。そんなブログ主が見ても、紫舟先生の作品は素晴らしかったですよ!

まず、書を立体で見せる、という発想が素晴らしいですよね。「立体で見せよう」と考えるに至った経緯も、素人ながら「なるほど」と納得できるものでしたし、芸術家にありがちの「インスピレーションが」「ある日びびっとひらめいて」的な漠然とした理由でなかったところに誠意を感じました。

 

で、そこからの大野智の書ですよ!!!

 

紫舟先生特注の使いづらい筆に苦戦してた大野智が、2回目であっさり筆を使いこなしているところに底知れないポテンシャルを感じましたが!

櫻井さん、二宮さん、相葉さん、松本さんそれぞれを表す一字!(※二宮さんは2文字)

まずそれぞれに合わせて筆を変え、さらにそれぞれの性格というか性質と言うかを、あのわずかな時間で一発勝負で! ぱぱっと書で表すシーンに本当に拍手喝采でした!!

隠れ家ARASHIって普段はワイプが無いことが多いのですが、今回はちゃんとワイプが表示されていて、各メンバーが自分の字をそれぞれ喜んでくれたのも嬉しかったですねー!

やはり最初に挑戦した「翔」の字が一番印象に残りましたが、ワイプの櫻井さんが「判子にして欲しい」と言っていて、判子にして販売してくれないもんかと真剣に思いました!

からの、紫舟先生が書いた「おおの」の字!

ご自身の名前は? と聞かれて、(´・∀・`)「僕が書いたら僕になっちゃう。紫舟さんの僕が見たい!」と言い出すところで「この小悪魔め! 人たらしめ!」とTwitterはツッコミの嵐だったのですが、そこでさらさら~~っと書き上げて下さった紫舟先生の作品がまた素晴らしかったです!

漢字でなくひらがな、やや細めの線で丸っこく書かれた「おおの」……一見したところ、一昔前に女子高生の間ではやった丸文字? って感じだったのですが、最後の「の」が渦巻きになっていて「渦の中で停滞している感じ」を表現されたところに、紫舟先生の芸術家特有の眼力を感じました!

 

そこから、紫舟先生がスタジオに登場し、「Song for you」「sakura」をバックに描かれた作品がもう一つ素晴らしかったです。

いやもう、あの作品、どっかに展示されないのか。今後スタジオに飾られたりはしないのかと真剣に思いましたよ!

犬が狛犬になり、そこから嵐が巻き起こり……な構図、さりげなく5色をちりばめ「嵐にしやがれ」の文字を入っているところに、紫舟先生が真剣に嵐のことを調べて考えて下さったんだなー、ということが伝わってきました。

「Song for you」で冒頭の大野智ソロパートががっつり流れてくれたのも嬉しかったですよね……あの曲に合わせての流れるような筆さばきは、まさに「見惚れる」というのに相応しいシーンでした。

何より、それを見つめる大野智の目がきらきら輝いていたのが嬉しかった!

去年の後半は、ほぼずっと「オトコ飯」で、狭いスタジオの中でゲストと一緒に簡単な料理を作るだけ、という企画は体力的には楽だったかもしれませんが、きっと本人には物足りなかったんじゃないのかなあ……と思うのです。某新聞に、実際「ずっとオトコ飯だったから一日で終わらないような本格的なモノづくりもやってみたい」的なコメントが載ってました。

紫舟先生に「もう2年ほど描きたいという気持ちが生まれてこない」と語っていた大野智ですが、きっと紫舟先生の作品を見た後、自宅で筆を取ってみたんじゃないか、と思いました。

 

紫舟先生が素敵だな、と思ったのは、大野智の作品を見て、一つ一つに「ここが素敵ですね」とコメントを下さったことです。

書道でも絵画でも何でも、その道のプロがやってきてテレビで誰かの作品にコメントを入れるとき、大体「ここを直せばもっとよくなりますね」と批評めいた言葉がつくじゃないですか。

けど、紫舟先生は、一言も「ここをもっとこうした方が」的なことは言わないで、作品一つ一つ「ここはこんな感じですね」と褒め言葉と感想でコメントを構成されていて、そこが本当に素敵な方だなあと思いました。

これは大野智にも通じるところだと思ったんです。以前、Hey!Say!Jumpの9人が大野智の前で絵を描いたことがあるのですが(※フィルフェス話)、絵が下手なブログ主が見てもちょっと失笑してしまうような作品も多々あったんですよ。

でも、どんなに技術的にはお粗末な作品でも、大野智(と助手の安田さん)は絶対けなしたり笑ったりせず、「ここがいいね」と一つ一つ褒めていたのが本当に素敵でした。

やはり芸術家は、作品を生み出す苦労を知っているから、他者の作品を軽はずみに否定したりはしないのだな、というのが伝わってきました。

 

今回、大野智の企画についていたスタッフさんは、以前からよく丁々発止のやり取りを繰り広げていた女性Dでしたよね?

途中、「大野さんは最近は何か作品を作ったりは」と聞いていた声に聞き覚えがありました!

オトコ飯のときはずっと男性スタッフさんだったと思うので、ここしばらく企画がずっとオトコ飯だったのは、あの女性Dがお忙しいか何かで「作ってみよう」から離れていたのが大きいのかな、と思いました。

紫舟先生の作品は本当に素晴らしかったし、ファンからも概ね好評だったようなので、これを期にまたあの女性Dが戻ってきてくれたらな、と思います。

次回の「嵐にしやがれ」は1/13で、大野智の個人企画は無いようですが。

次の「作ってみよう」がどうなっているか……期待しながら待ちたいと思います!