現在、「東京タラレバ娘」見ながらこの記事書いてます。
水曜22時枠の日テレドラマは、これで3連続女性主演ドラマが続いています。
やっぱり働く女性をターゲットにして、OL達が共感できるようなドラマ! ってコンセプトなんだろうなあ、と思います。
やはり「世界一難しい恋」は偉大なドラマだった! 大野智ファンの女性達の心をわしづかみにしつつ、世の男性陣の心も同時にゲットしたドラマはこの枠では本当に貴重! としみじみ思いました。すいません、これはただの余談です。
さて、「忍びの国」が大ヒット映画になりますように祈願。
ファンにできる応援について考えてみような記事Part2です。
映画の興行収入の大ヒットの基準って言うのは作風や公開時期にもよりますし製作費に対するペイって考え方も含めると一概に「〇億円超えれば!」とは言えないと思いますが。
大野智が唯一単独主演した映画「怪物くん」では、最終興行収入が31.3億円、動員人数は約90万人で大ヒットと言われたようです。
……が! 「怪物くん」は先に連ドラがあり、原作が日本人で知らぬ人はいないレベルの超有名作品であり、また子供人気が高く親子連れで動員数が倍増した、という見方もあるので。
「忍びの国」は時代劇であり、ハードな世界観から子供人気は恐らく見込めないのでは? と考えられますし、漫画と小説では原作の知名度も変わりますのでハードルはそれよりは下げるべき、なんでしょうね。
比べるなら、「忍びの国」と同じ作者の小説が原作で、同じように時代劇の「のぼうの城」あたりが比較作品になるのでしょうか? ちょっと調べてみました。
のぼうの城
公開年:2012年11月
興行収入:28.4億円
累計動員人数:98万2363人
あれ? 累計動員人数は「怪物くん」より多いのに、興行収入は「怪物くん」よりちょっと低い?
と気になったりしましたが、単純に動員人数=興行収入 とはならないのが映画の難しいところ。
時代劇はなかなか大ヒットが難しい、と聞きますが、原作者の和田竜さんは大変人気のある作者さんで、「村上海賊の娘」などは小説でありながら100万部クラスの売り上げを誇っていたはずです。
「忍びの国」も50万部超えを記録しているので、「のぼうの城」クラスのヒットは望みたい! というわけで、高望みと言われるかもしれませんが、この作品を基準に考えていきたいと思います!!
しかーし!!
前回の記事でも書きましたが、映画館のスクリーンというのは数が限られていて、どれだけ大きなスクリーンを独占できるのかが大ヒットの第一歩なのです。
「忍びの国」は7/1(土)が公開日です。7/1、7/2の2日間の興行収入が初週の成績となり、この成績如何で2週目以降のスクリーンの割り振りが決まってしまいます。
当然、映画でもっとも動員数が見込めるのが公開第一週目の土日です。公開スクリーン数もこのときが最大で、2週目、3週目と徐々に減っていくのが普通なのですが!
映画館だって、どうせなら人が集まりそうな話題作に大きなスクリーンを割り振ります。
今で言うなら「君の名は」です。「君の名は」が公開された後に公開日を迎えた映画は、大きなスクリーンをほぼ「君の名は」に独占されてて気の毒だった、みたいな話を聞いたことがあります。全国の映画館の全スクリーンをチェックしたわけではないので話半分くらいで聞いてもらえれば、ですが。
今から半年後……さすがに「君の名は」の人気は収束してるだろう、と予測しているのですが。
夏は映画がもっとも活性化するとき。世の大型映画、話題作は夏に集中するのが常。
「忍びの国」公開付近には、強大なライバルがうじゃうじゃいます。
7/1 同日公開!
「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」
7/14、15公開!
「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」
「銀魂」
8/4 公開!
「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」
有名漫画原作、有名アニメ&ゲーム原作、そして海外の超大作!!!
これらの作品と競り合って、「忍びの国」はどれくらい興行収入&動員人数を稼ぐことができるか!?
次回に続く!