鍵のかかった部屋 11話感想② | 世界一難しい恋の話

世界一難しい恋の話

2016年04月13日スタート
日本テレビ系列水曜22時
連続ドラマ「世界一難しい恋」の応援・感想ブログです。

昨日の夕方6時以降は寝込んでました。

平たく言うとこんな感じでした。






貴重な休日をすごく無駄にしましたorz

それはさておき鍵部屋感想続きです。


さて、前回は久永専務が自供して榎本があっさり解放されたり、ベイリーフで実は社長が巨額の横領を行ってたらしいことが発覚しててんやわんやですが事件の真相やいかに?


榎本「久永専務は、犯人ではないということです」


例の地下備品倉庫にて。榎本に弁護士ーずに被害者の甥っこである副社長まで集合したところで、榎本からの爆弾発言です。

その根拠は、警察に入ったという一般市民からの通報。

榎本と被害者には過去の因縁が……という謎の告げ口があったという、アレです。

榎本に言わせると、榎本と被害者の因縁を知っているのは、東京総合セキュリティの人間と青砥純子嬢だけである、と。待て。さりげなく青砥純子を混ぜるなw


榎本「ですが、東京総合セキュリティの人間と青砥さんに、僕を通報するメリットはありません」


どこまでも青砥純子を容疑者の一人から外さない榎本ですw

まあ聞かされてる青砥純子嬢も、「へえ、ふーん」くらいであんまり気にも留めていないのですが。

少なくとも、通報があった時点で留置場にいた久永専務に、電話をかけるのは無理だ、と。

とりあえず、榎本が言うには、この通報者は、恐らく社長室での会話(榎本が青砥純子に「あの社長とは面識がある」と伝えた、あの一言です)を聞いていたんだろう、と。

どうやって? と問われれば、多分社長室に盗聴器が仕掛けられてるんだろうとさらーっと告げられます。つまり、社長を殺した犯人は以前から社長室に忍び込んでた? 怖っ!

でも、社長の自宅で起きた事件だからベイリーフの人間は知らないにしても、社長の甥である副社長は知ってた可能性もあったのでは? まああの様子を見ると知らんかったみたいですが。


榎本の推理によれば、犯人は榎本と社長の因縁を聞いて、こりゃ罪をなすりつけるのにちょうどいいやと一般人からの通報という形で警察に教えてやったけど、久永専務の自供だけは予想外で、しかしまあ犯人としては久永専務が犯人として捕まってくれるなら、それはそれでおっけーと考えているのでは、とのことです。

さらに言えば、6億円の横領について。5年前に愛人に自宅を漁られるという事件があって、社長は多分、6億円を会社に運んできたんではないかと思われる。

社長がセキュリティ向上を訴えたのは、もしかしてその6億円を「誰かに見られた」と思ったのでは……?


え、それは誰に?


榎本の鮮やかな推理に副社長は感心です。そして決意も新たにします。


副社長「私には社長が残した会社を立て直す義務があります。久永が犯人なら、何とか情状酌量を……ですが、もし久永が無実だと言うのなら、どうか真犯人を捕まえて下さい。これは経済ではなく、正義の問題です」


余談ですが、ネットでこの副社長が鈴木福くんにそっくりだと言われていたんです。親子役やればいいのにー、って。

なのでネットで「福社長」とか呼ばれてて、どうもそのシーンがちらついてせっかくの名シーンが上滑りしてすいませんでした……


ま、ともかく、副社長が全面協力を約束してくれて、榎本に密室トリックの解明続けてください、と正式依頼受けることになりました。

そこで榎本の眼鏡がきらーんと光ったような気がするんですが気のせいですか。


榎本「確か第一発見者は、窓ふきのスタッフでしたね。彼の話を聞くことは、できますか」


あの10話最後で、意味ありげに下から(※文字通りの意味で)登場した彼ですね!

いよいよ直接対決……10話では一言もしゃべってくれなかった玉木宏のあの美声が聞けるのか……大野智との美声対決だ……とワクテカです。


――で、対決。

綺麗なベイリーフの社内に似つかわしくない、汚れたスニーカーにジーンズ姿の玉木宏登場です。イケメンです(※関係ない)

案内された応接室で榎本、純子と玉木宏がご対面です。

遺体発見状況についてあれこれ突っ込む窓ふきスタッフ、冷静ですよ。


榎本「窓から覗いただけでは、ソファが影になって遺体は見えないのでは?」

たまきん「そんなことはありません。ゴンドラで上がるときに、見えたんです」

榎本「……確かに、見えるようですね」


脚立に上って目線を上げたら、確かにソファの影にあった遺体が見えることを確認する榎本です。

でもごめん。たまきんと榎本ではだいーぶ身長に差が……榎本には見えなくてもたまきんなら見えたんちゃう? とか思っちゃってごめんよ……


榎本「遺体を発見したあなたは?」

たまきん「もちろん、すぐ上に上がって通報しましたよ」

榎本「窓は拭かずに上がったんですね」

たまきん「ええ」


実はこの何気ない会話にすげー榎本トラップが仕込まれていたんですが、それはまた後程なのですが。

それはともかく、会話の途中で純子携帯に着信があります。芹沢パパから。

すいません、と一礼して退室する純子。二人きりで残された榎本とたまきんは――


たまきん「まさか、入れるとは思わなかった」

榎本「…………」

たまきん「いつも、ガラスの向こう側から眺めているだけだったから。あの弁護士先生とだって、こんなことがなければ、話すこともなかっただろうし」

榎本「…………」

たまきん「榎本さんも、こちら側の人間ですよね?」


おいいきなり自白に等しい行動取ってるぞこいつw

榎本が「こちら側」ってことを知ってるってことは、榎本が昔、社長とほにゃららあったことを知ってるってわけで……

いや単に「東京総合セキュリティ=警備会社の警備員=窓ふきのスタッフと同レベル」って認識なのかもしれませんけどね。

でもあの意味ありげな顔見たら、まあ、無関係……には見えないよなあ。


ここで純子さんが戻ってきて、話は中断となるのですが。

榎本の中では、窓ふきたまきんが犯人候補として急上昇なもよう。

ゴンドラが「上がる」ときに目撃したっておかしいだろ、って突っ込みに、降りてくるときは意識してなかっただけかもしれませんよー? と反論が試みられますが、「窓を拭かずに上がったってのがおかしい。ゴンドラで上がるときってのは窓ふきが終わったときだから、証言に従うとたまきんは上からゴンドラ下ろして何もせんともう一回ゴンドラを上げたことになる」って説明になるほどです。

おお言われてみれば……と納得の弁護士ーず。ちょいと窓ふきたまきんのこと、調べてみましょうか? で話がまとまりますが、これ聞いたとき思った。


警察は、この目撃証言を少しも怪しいとは思わなかったんだろうか……?


えー11話では、弁護士ーずもそれぞれに活躍してて見所が多かったですよ。

例えば純子さんは、久永専務に面会に行く振りして、社長が6億円を貴金属類に換金してた情報をゲッツしてきましたし。

芹沢パパは、鴻野刑事に詰め寄って、窓ふきスタッフたまきん……じゃない、佐藤の本籍をゲッツしましたよ。

本職の刑事を恫喝する芹沢パパの迫力は見ものでしたよー! できればチーム榎本3人での活躍をもっと見たかったな……(未練がましい)


ここから弁護士ーずの活躍が始まります。

いろいろと挙動不審な窓ふきスタッフ・佐藤! 彼の秘密やいかに!? そして密室のトリックは!?

どうでもいいけど、今、そのたまきん主演の「キャリア」ってドラマも見てます。窓ふきたまきんと目つきが違いすぎて、俳優の偉大さを思い知ってます。

長くなったので次回に続く!