セカムズ名場面をもう一度! 9話の場合 | 世界一難しい恋の話

世界一難しい恋の話

2016年04月13日スタート
日本テレビ系列水曜22時
連続ドラマ「世界一難しい恋」の応援・感想ブログです。

本日のVS嵐、皆さん見ておられましたか!

鮫島の中の人が、パンを選ぶシーン見られましたか!!

想定とは違うパンを選んだ中の人に「お前は変わっちまった!」って罵声が飛び交う中、「すまん!」って謝ったシーンに鮫島を見ましたよ!! わたしはね!!(痛)

どうもロスをこじらせすぎて何でもセカムズに結び付ける病にかかっているようです。

普段ドラマが終わると中の人はばさーっと髪を切って面影が消えてなくなることが多いのですが(※鍵部屋落ちのわたしは鍵部屋直後にそれで呆然自失となりました)

今回はその後に映画も控えているため髪型が維持されていて、余計に鮫島の面影を見てしまうのです!


さて、9話のグッときた名場面です。

いつ締め切りかわからないこちら の企画にどのシーンを応募するか!各話ごとにいろいろ考えてみよう! な企画です。


さて9話はちょっと初心に帰ったようなお話しでしたね。

3話くらいまでは、片思い鮫島がいかにして美咲に思いを伝えるかのドタバタがメインだったのですが。

一度はお付き合いまで持ってきたのにそれを見事にリセット、むしろバックダッシュした鮫島が、いかにして再び美咲を取り戻すかのじたばた具合は視聴者の涙を誘いましたね。

どこが一番グッと来たか? やはりスウィンギー? スウィンギー?

社長として数々の部下に「クビ」を伝えて来た鮫島がよりにもよって元部下(※怪物くんネタ)にクビを言い渡されるシーンとか。

そつなく着ぐるみ活動をこなしてたのに、ミサさんが現れた途端に全部風船飛ばしたりとか。

着ぐるみ越しにミサさんに抱き着かれて凝固とか。

いろいろと見所は多かったですよ!


後、9話は三浦の活躍も見逃せないところですね。

これまではどっちかというと賑やかしの役回りが多かった三浦ですが、今回は明確に鮫島の協力者としてあれこれ暗躍してくれましたよ!

まあ鮫島はちーっとも美咲に会えないのに三浦は毎朝ミサさんに会ってハイタッチまでしちゃったよー♪とかいろいろ空気読めないシーンも多々ありましたが!

鮫島はものすごく嫌そうな顔してましたが間違いなく三浦は鮫島の右腕だな、と確信できた回でもありました。

余談ですが、三浦の中の人はこれが連ドラ初レギュラーの、まだ19歳な新人です。

1話の描かれ方からすると、当初は三浦はここまで活躍する予定はなかったのかも? と、後半急激に存在感を増してきた脚本から思いました。

櫨山プロデューサーによると、当初は三浦が本気でミサさんにアプローチして鮫島との三角関係になる、という案もあったようです。

なるほど。それで公式の「三角関係」と「若さが鮫島の脅威に」ってコメントの謎が解けました。

が、本来はもっと鮫島は視聴者に嫌われるはずだったのに、予想以上に多くの視聴者が鮫島の味方についてしまい、またその存在感から誰も鮫島のライバルにはなりえない、と判断して、あのような登場人物総味方化する脚本に変わったとのこと。

いやよかったと思いますよ。わたしがセカムズで一番素晴らしいと思ったのは、誰一人として嫌な登場人物がいないところでしたから。

主人公やヒロインの邪魔をするライバルキャラというのはラブコメではもうテンプレ中のテンプレみたいなものですが、そういう存在は物語を盛り上げてはくれるけど同時にストレスにもなりますからね。

あ、失礼、話が盛大にそれました。


まあ多くの方は、9話のグッとくる名場面と言われたらラストシーンを上げると思います。

鮫島が会いたい会いたいとステイゴールドホテルのまわりをうろうろしてたときは、ちっとも会えなかったのに。

鮫島が諦めモードに入った途端、ニアミスする2人。

追って来る美咲。「レイさん!」の呼びかけ。ぶつけられる非難の言葉にひたすら「すまん」と繰り返す鮫島――からの、熱い抱擁!

あのときの鮫島の熱いセリフの全てが、グッときた名場面には違いないですよ!


でも、わたしはあえて違うシーンをあげたいのです。

9話は本当にあらゆる登場人物がいろんな意味でGJ!なシーン満載でしたが、中でも一番GJ!と思ったこのシーン!


まひろ「社長くらい余裕があったら、美咲さんの夢を、叶えてあげることができるんじゃないですか?」

三浦「夢を叶えてあげたら、美咲ちゃん、きっと喜びますよ!」

鮫島「それは違う」

まひろ・三浦「え?」

鮫島「もしそれが、本当に彼女の夢だと言うのなら、自分の手で叶えないと意味がない。応援はするが、手助けはしない」


このシーンですよ!!


散々、社長らしくない、と言われてきた鮫島が! 己の信念をはっきりと口にした、このシーンですよ!

同時にあれほど頑なだったミサさんの心をがりっと動かしたこの名セリフは、絶対に絶対に外せません!


目的は「やめとけ!あれは最低な男だ!」と伝えるためではありましたが、それを美咲に一言一句違えず伝えてくれたまひろちゃんも本当にGJでした!

その後の鮫島旅館に乗り込むシーンからラストシーンまで、本当に何十回リピったかわからないシーンです!


あーまた見たい! また見たいよセカムズ!!

関西では「今日は会社休みます」を再放送してたんです。

セカムズも再放送して欲しい! そしてPart2を! ぜひ!