「世界一難しい恋」の番宣を一番頑張ってくれたのはやはり「嵐にしやがれ」だと思うのです。
土曜22時という枠は、その前枠である21時が連ドラ枠に充てられているので、今まで「嵐にしやがれ」におけるドラマの番宣って圧倒的に土曜21時のドラマが多かったのです。
不思議なことに、これまで水曜22時枠のドラマの番宣ってあまりなかったですね。「Dr倫太郎」のときに高畑淳子さんが来てくれたときくらい?
なお、日曜22時半枠のドラマからもこれまであまり番宣ありませんでした。新枠であまりドラマの本数も無いのですが、裏のテレビ東京系列で「イチゲンさん」というジャニーズ番組があることが関係しているのではと思います。相葉さんがMCやってることもありますし。
今期に関しては「そして、誰もいなくなった」から伊野尾くんが来てくれましたが、これは伊野尾くんがジャニーズ所属だからこその特例なんでしょうか。
失礼、話がそれました。
えーと、つまり16年04月期、土曜21時枠では「お迎えデス」というドラマだったのですが、こちらのドラマからはとうとう一度も番宣がありませんでした。
代わりに、「世界一難しい恋」の番宣を、都合5回?(正月にドラマ発表、ヒロイン発表、共演者となるジャニーズ後輩発表、セカムズチームでピザバトル、秘書がゲストに登場)もやってくれたのに、少し偏っているのでは? と巷で言われたりしていましたが、これは4月に熊本地震が発生したことも影響しているのでは? と予想します。
「お迎えデス」は、決して人の死を重苦しく書いたドラマではなく、むしろポップで明るくほろりと泣けるとてもハートフルなドラマだったのですが、そのタイトルが不謹慎! と判断され、放送が一週延期になったりといろいろあったのです。
「世界一難しい恋」も2話~4話までずっと地震テロップが入り続けましたが、そんな不安定な情勢を考慮して番宣が控えめになり、代わりに「世界一難しい恋」の番宣を多めにやってくれたのかな? と思っています。
あ、もちろんわたしの勝手な予想ですが。
「嵐にしやがれ」は15/04/11に大幅なリニューアルが行われ、開始当初とはずいぶんテイストが変わりました。
最初のうちこそ、そのリニューアルが好評で視聴率も上り調子だったのですが、その視聴率が先日とんでもない数字を出してしまった、とひっそり話題になっていました。
わたしは「世界一難しい恋」放送中、ずっとその視聴率に一喜一憂して記事を書いていたのですが、とてもありがたいことにその記事を面白い、ためになると言って下さった方がいらっしゃったので。
グッと来た名場面と平行して、「嵐にしやがれ」の視聴率について、ちょっといろいろ解析していきたいと思います。
まずは手始めに……リニューアルから先週(7/23)までの、視聴率の一覧です。
見えますかね?
横の各メンバーの名前と○印は、その放送日に個人企画があったかどうかを表しています。
下の合計行が個人企画の合計回数になりますが、こうして見るとスパンが空いたり連続したりはあるものの、基本的に5人ほぼ均等に企画が行われているんだな、という印象。
まあ一週に2つソロ企画がある場合、放送時間にかなり差があることもありますがちょっとそこまで厳密な時間はさすがに出せなかったので……
この数字をもとに、いろいろ解析して考えていきたいと思います。