こっからはちょっと駆け足
というのもリピれてないのです。いろいろ痛々しくて。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
和田社長に余計なこと吹き込まれて、社に戻った鮫島はあからさまに挙動不審です。
ってか明らかに舞子秘書を見る目つき変わってます。単純すぎるやろ! 今の今まで完璧に男友達のノリで接してたくせに!
舞子秘書がその目つきに気づいてないはずないと思うのですが、まさか和田社長に吹き込まれたとは思ってないだろうなあ。
何より、舞子秘書は誰より近くで鮫島の恋心を見守ってきた人。鮫島がどんだけ美咲にべた惚れだったかはよくわかっているはず。まさか和田社長のところに行って帰ってきたら心変わりしてるとか普通の人は想像できませんよねw
秘書「大丈夫ですか? 熱いですよ」
だからあんな無防備に鮫島にぺたーって触れちゃうんだろうなー!!
鮫島は美咲に指一本触れることができなかったのになー!!
おでこに手を当てる秘書に鮫島どっきどきですよ。まあ女のわたしですらあんな立派なお胸が目の前にあったら動揺します。むしろ今まで1ミクロンの興味も見せなかった鮫島が変わってると言えるのか。
舞子秘書の見立てでは鮫島、熱があるとのことで自宅に強制送還。
ベッドに寝かしつけておかゆを作ってあげてしまいには寝つき悪そうな鮫島のために足の裏マッサージですよ。おかんやないかw
鮫島「……今日はお風呂入ってないから汚いぞ」
秘書「大丈夫ですよ」
鮫島っていちいち言葉が上品なのな。やっぱり根本の育ちがいいんでしょうなあ……(←現実逃避中)
一人暮らしの男の家の寝室に上がり込んで足の裏マッサージしてあげて何もなく帰っていく秘書ですが、単純な鮫島はすでに心がロックオン状態。
早速その日のうちに和田社長に電話を入れる次第です。何で何でも報告してんだよw いつの間にかすっかり仲良しじゃねーかwww
鮫島「和田社長の言うことがわかったような気がします」
和田「一緒に寝たんだな? そうだな?」
鮫島「いえ、寝てはいないんですが」
絶対この場合の「寝た」って和田社長と鮫島の間で意味合いが違うと思うw
鮫島「足の裏をマッサージしてもらって、何とも言えない、こう、幸せな気持ちに」
和田「足の裏!? おいおい、まさか洗ってない足じゃないだろうな」
鮫島「え、何でわかるんですか!?」
和田「おーまいがーっ! 完敗だよ鮫島くん! 洗ってない足の裏をマッサージしてもらうなんてエッチするより断然難しいぞ!」
洗ってない足の裏なんて彼氏どころか父親や旦那の足だって嫌だわw
OKできるとしたら、血を分けた子供の足の裏くらい?
――つまり、舞子秘書の鮫島への思いって完全に母親から息子に向ける愛情じゃねーかとわたしなどは思うのですが、さてこの見立ては合ってるんでしょうか?
で、舞子秘書のマッサージのおかげなのか何なのか、鮫島、割とあっさり回復。
翌日には普通に出勤してます。相変わらず舞子秘書を見る目つきは怪しいw
何だかんだ言葉を尽くして「まだ本調子じゃないからもっかい足の裏マッサージしてほしいな♪」とおねだりかまします。
やめれ! 頼むからやめれ! 美咲への純粋な思いを汚さないで・°・(ノД`)・°・
と、視聴者が嘆いてるところに救世主(?)が!
社員一同「おはようございます!」
鮫パパ「おはようございます」
鮫島「…………」(無視)
秘書「……幸蔵さん!?」
まさかの、鮫島パパ再登場!!
え、何しに現れた!? まさか病気で明日をも知れぬ命だから最後に息子に会いに来たとか!? それは「家族のカタチ」(注記:2016年1月期、香取慎吾主演のTBS系列のドラマ)とかぶるからやめた方がいいぞ!!
鮫島「何しに来たんだ! 誰だお茶なんか出したのは!」
まひろ「す、すいません!?」
鮫パパ「ごめんねー零治怖いでしょー?」
この回で判明したのは、実は白浜部長はじめ社員数人が静岡の鮫島旅館に泊まりに行ったことがあるということ。
それで白浜部長は鮫島パパと面識がある、訪ねて来たものの受付嬢に追い返されそうになってた鮫島パパを社内に招き入れたとのことです。
実は前日に運転手さんが鮫島パパを見かけていたのですが、鮫島は「こんなところにいるわけない」と一蹴しています。
見間違いじゃなくて本当にパパだったもよう。しかし本当に何しに来たのか?
運転手「昨日はどちらに?」
鮫パパ「うん、あったかかったから、公園で野宿を」
運転手「野宿!?」
鮫パパ「あ、でも今日はちゃんとホテルに泊まるよ。ステイゴールドホテルって言うところに予約入れたんだ」
鮫島「(ぴきっ) 石神!! 後で親父をうちに送り届けろ!!」
どこまでも父親には冷たい鮫島ですが、それでも実の父親が野宿したと聞いてちょこっと反応してたの見逃しませんでしたよ!
ステイゴールドホテルになんか泊まらせたくなかったっていうのも本音でしょうが……父親のこと、嫌いまくってるようですけどでも憎み切ることもできないんでしょうな。複雑なんだろうなあ……
――で、この様子を見ていた社員一同は鮫島父子の不仲にやきもき。
一体この親子の間には何があるんだ!? と、もう恒例となった鮫島専用ロールスロイスが停まってる駐車場に大集合です。
事情を教えろと運転手さんに詰め寄る社員達の姿にわたしは一種の感動を覚えましたけどね!
一話の嫌われまくってるときの鮫島だったら、絶対社員全員「触らぬ神にたたりなし」って見て見ぬふりしてたと思うんですよ!
鮫島の機嫌次第で自分たちに火の粉が降りかかってくるっていう裏事情はあるにせよ、こんなにみんなに気にかけてもらえるようになって鮫ちゃんよかったねよかったね……!
運転手「……幸三さんは、お金にだらしない人で……」
そして運転手が語る鮫島父子の確執の理由とは!!
・鮫島パパは昔からお金にだらしなくてお酒にもだらしなかった
・鮫島ママはそんなパパに昔っから我慢してた
・ある日、鮫島パパ、記念日だか誕生日だかにママのお気に入りのバッグをプレゼント
・でもそのバッグ、ママがいつも使ってるバッグと同じものでしたーw
・ママ大激怒に酔ってたパパ、逆切れして出てけー! とママを追い出した
・以来、ママ、行方知れず。それが鮫ちゃん高校生のとき
ごめん正直「それだけかよ」って思ってしまったw
ところどころで入る蛭間さんの「親父何やってんだよ!!」ってツッコミは面白かったけど。
でもてっきり、例えばパパが仕事仕事で構ってやらなくてママの調子が悪いことに気づけずママが亡くなったとか、パパのお人よしが過ぎて旅館が傾いて、その苦労のせいで……とかそんな事情を想像してたのに。
蓋を開けてみたら酔った末の痴話げんかで出ていけてwww 美咲に勢いで「クビだー!」って言っちゃった鮫ちゃんと対して変わらんwww
はっ! これはもしや、今の鮫島は嫌ってるパパとそっくりだよっていう暗示!?
しかしこれで鮫ママは生きてることが判明。もしや最終回までに登場する可能性も……?
まあともかく、事情を聞いた社員達は「もう15年は経ってるのに?」と若干呆れモードだったので、多分、同じ感想を抱いた人は少なくないと思うのですが。
この直後、鮫島と運転手さんの会話が挿入。
もういい加減許してあげても……的な運転手に、鮫島は「あいつのせいで母さんは出て行ったんだ!」と恨みが根深いことを伝えてます。
鮫島はママのことを「母さん」って呼んでたのか。きっと仲のいい親子だったんだろうなー。
案外、旅館を切り盛りしてたのは鮫島ママの方だったのかもしれませんね。敏腕女将とお飾り亭主みたいな感じで。
で、ママがいなくなったらあっという間に旅館が傾いた、と。おお、何だかありえそうだ。
――まあこのような事情で、その日は鮫島パパが泊まり込むことになったため、舞子秘書にマッサージしてもらう、という鮫島の野望は潰えることになったのです。
パパ頼むからずっと鮫島家にいてくれw