送別会も、美咲が来るまでは和やかな雰囲気でありました。
ダーツで333点出して「みささんだ!」って喜ぶ鮫島は微笑ましかったですよ。
美咲登場後も、鮫島、プライド捨てて頑張ってましたよ。
鮫島「柴山はこの会社にとってなくてはならない人材になったと言えるんではないだろうか」
一話で「この会社になくてはならない人材などという概念はない」って言ってたくせに(ノ_・。)
何とか美咲に残ってほしくて、必死だったんだね!
なのに! なーのーにー!!
美咲「ありがとうございます。でも、もうステイゴールドホテルに再就職を決めましたので!」
この後の阿鼻叫喚の図は思い出したくもない。。。
とりあえず、白浜部長が和田社長と仲良しなのは、鮫島はじめみんなが知ってるんだな、ってことが改めてわかったことだけは収穫と言えるでしょうか(´・ω・`)
僕から和田社長に話をするから!って食い気味に詰め寄る白浜部長の立場がまずくならないか他人事ながらはらはらしたもんです(←現実逃避)
鮫島「お前の顔なんか見たくないから神奈川県から出ていけー!!」
美咲「好きな小説に似たようなこと話すキャラがいますけど本当にこんなこと言う人がいるんですね……!!」
なお、この「好きな小説」とは、5話で美咲が運転手さんに勧めてた「神様のボート」らしいです。
わたしは未読ですが、主人公が別れる妻子に「姿を見るのがつらいから東京から出ていけ」というシーンがあるらしいです。以上、豆知識でした。
まあこんな感じで送別会は大失敗に終わりました。
三浦一人がのんきにダーツで楽しむ中、鮫島は「お前ら好きなだけ飲み食いしろ! 今日は俺のおごりだー!!」と器のちっちゃさ全開で絶叫です。
この送別会を設けるために頑張った企画室一同に深く同情します……(除く三浦)
この後、飲みすぎてよれよれになった鮫島、舞子秘書に支えられながらご帰宅です。
思えばこのあたりから今後のフラグは立っていた、のか?
鮫島「どうせお前も、俺のことを軽蔑してるんだろう」
秘書「社長を軽蔑するなんて、まさか」
鮫島「じゃあなんだ! 俺がお前にいきなりキスしてもか!」
秘書「それくらいでしたら、全然」
鮫島「どうせ俺にはできないと思ってるんだろう」
秘書「それもありますね」
この後、鮫島、顔の寸止めという器用な技を披露ですw
というかこのセリフの押収って、普通の少女漫画だったらこのまま鮫島が秘書を押し倒すフラグですよ。
どうせそんな度胸ないくせに、って男に絶対言っちゃいけない危険ワードでは??
秘書は本当に鮫島を信頼していたのか、それともここで鮫島に押し倒されても受け入れる気だったのか??
ここが読めないんですねー。先週のラストの「好きです、大好きです」は信頼の好きなのか、男女の愛情なのか?
――まあ確かなことは、ここまでお膳立てだれても、結局鮫島と秘書が一線を越えることはなかった、ということですが。
鮫島「……不思議だな。お前になら、簡単にできそうな気がする」
秘書「それは、社長がわたしのことを好きではないからですよ」
鮫島「木綿豆腐に顔をくっつけるようなものか」
秘書「せめて絹ごし豆腐と言ってもらえませんか?」
鮫島「厚揚げと言わないだけ、マシだと思え」
ちんまりと正座で会話する二人の姿が、何だか泣けてきましたよ……・°・(ノД`)・°・
美咲より、秘書と一緒になった方が、きっと幸せになれるんじゃないかい……?
その翌日。
鮫島「ひどいじゃないですか和田社長」
和田「それは誤解だよ鮫島くーん」
前後をすっとばしていきなり和田社長の元に乗り込む鮫島は本当にフットワークが軽いw
美咲の転職を和田に唆されたものと思いたかったようですが、和田社長とその秘書、きっぱり否定。
むしろ彼らは「君が転職したら鮫島くんが悲しむよ?」と止めてくれたとのこと。
ですが決意の固い美咲は和田社長の説得にも耳を貸さなかったと……ほう……
大ショックな鮫島に、和田社長、さらなる追い打ちです。
和田「君は柴山くんの扱い方を間違えてるよ」
鮫島「…………?」
和田「彼女に裏で企画の仕事をさせるなんてもったいない。彼女に一番向いてるのは、客と触れ合えるコンシェルジュだ」
何と、鮫島ホテルで美咲に裏方作業させてたのは間違いだと和田は断言します。
美咲がコンシェルジュに入ったことでステイゴールドホテルは世界一位の座を確固たるものにするだろうと自信満々です。
ん? しかし美咲の夢は自分のホテルを建てることのはず。
とすると、接客専門のコンシェルジュより、裏方である企画室の仕事をしてた方が夢には近づけたのでは……?
などと言えるのは視聴者が美咲の夢を知ってるからで、もちろん鮫島はそんなこと知らないので和田の言葉に反論する術を持ちません。
まあ確かに容姿端麗語学堪能だとコンシェルジュって仕事が天職にも思えますな。
まあかように、和田社長から滅多打ちにされる鮫島でした。
しかし和田社長の手が緩むことはありません。というか、パーティー会場で美咲にわざと誤解されるようなこと吹き込んだのは鮫島の中ではなかったことになってるのか? 不自然にその点については触れないのな。
和田「そういえばさあ、君のところに秘書に、振られちゃったよ、君のせいで」
鮫島「? 村沖には、プライベートに口を出す気はないから好きにしろと伝えました」
和田「そういうことじゃないよ。君のことが好きだから付き合えないって断られちゃったんだよ」
鮫島「!?」
ちょっとそれ言っちゃうの和田ー!!?
多分全視聴者が突っ込んだ。和田は一体何を考えてるの!?
和田「君は彼女の扱い方も間違えている! 彼女にふさわしいのは秘書なんかじゃない、恋人だ!」
鮫島「……あいつはただの絹ごし豆腐ですよ」
和田「彼女の魅力がわからない男は二流以下だ!」
何気に本人の希望通り絹ごし豆腐にランクアップさせてる鮫島にきゅんとしたw
しかし、和田の罪な言葉により、これまで舞子秘書をただの戦友程度にしか思ってなかった鮫島の気持ちに変化が現れます。
村沖舞子は秘書である前に魅力的な女性である、と――
本当に余計なこと言ってくれたよ和田ー!!!!