社長出社前の鮫島ホテルズでは新入社員がさわやかな笑顔を振りまいています。
出社してきた社長、そこであの牛乳女と運命の再会!
内心めっちゃドキドキしつつも素知らぬ顔であいさつ無視して社長室へ。
社長からあいさつ返ってくることは期待しないようにねーと社員達がこそこそ話す中、社長と秘書は密談中。
一方、自分が社長の心を射止めたことなど露ほども気づいていない美咲は先輩社員・家康くんに社内を案内してもらいます。
何と鮫島ホテルはジム完備! ジャグジーやサウナも使い放題! 注意すべきはただ一つ、社長専用と書かれたマシンは使わないように!
後々、このジムが重要なシーンの舞台となるわけですが、もちろん、このときはまだそんなことわかりません。
そんなこんなで美咲は鮫島ホテルの一員となるわけですが、その翌日、早速クビの危機が訪れます。
鮫島社長の趣味はメダカとキノコ。鮫島ホテルの社長室にはメダカの水槽があるのですが、そのメダカのエサやりは鮫島社長の大切な仕事なのです。そのエサを、何と新入社員の美咲が勝手にやっているではありませんか……!
鮫島「お前はくっ……」
美咲「?」
鮫島「くっ……」
美咲「??」
鮫島「くっ、クビアカトラカミキリに似ているな!」
視聴者が一斉にずこーっとなった名シーンである。
言われた美咲ポカーン。そりゃそうだ。
何のこっちゃいみたいな顔する美咲に「パリのホテルに勤めてたならそれくらい知っとけ」みたいな無茶苦茶なこと言って社長室を追い出す鮫島社長。
優秀な秘書はもちろんフォローとしてエサやりは不要と伝えることを忘れません。
鮫島「俺はどうしてあいつをクビにできないんだろう?」
秘書「それはおそらく、彼女のことを好きになったからでは?」
今頃かよ
秘書の指摘を素直に認めない鮫島、2か月後のパーティーには美咲を連れていくことを宣言
結婚相手として見ているのか? という質問に「ちょうどいいからだ!」と言い張る姿は子供そのものでありました。
あーはいはい。ちょうどいいんだねーそうなんだねーと視聴者が生ぬるい視線を送る中、悲劇が起きたのです――