鮫島零治のお見合いのお話
鮫島「どうだ、会ってみての感想は」
鮫島「俺に会いたかったんだろ?」
鮫島「君はいじってないようだな」
鮫島「あまりにひどい女だったから、割り勘にしてやったくらいだ」
えー以上、お見合いの間に鮫島社長が発したセリフです。もう結果はどうなるか火を見るより明らかです。ってかお前結婚する気ねえだろ。
もしやあまりにも見合いの声がうるさいから、わざと悪評ふりまくべくひどい男を演じていたのか?
なんて視聴者の邪推はびっくりすることに大外れで鮫島社長のこれらの暴言を本人は露ほども暴言と思っていなかったらしいことが判明します。えーっ!?
おいおい、こいつ大丈夫かこんなんで本当に社長なんて勤まるのかと視聴者の大部分が不安を感じる中、鮫島社長はご機嫌です。今どき携帯を持ってないなんて古風な女だなとか本気で言っちゃってるあたり、見合いの成功を心から信じて疑わない様子が見て取れます。
そんな社長に秘書は何やらもの言いたげ。
運転手「あの方はお見合いのお相手では」
傲慢で俺様社長崩壊の序曲は運転手のこの一言から始まりました。
秘書が余計なこと言いやがってみたいな顔する中、鮫島社長、直接デートの約束取り付けようと妙に積極的です。
そんな社長を秘書は必死に止めるのですが、社長は構わず運転手に彼女の横につけろと命令。
その瞬間、秘書の悲痛な一言が――
秘書「すでに先方からお断りされています」
そして鮫島社長の目の前で、携帯持ってないはずの彼女は悠々携帯取り出していかに見合い相手(=鮫島)がひどい男だったかをけらけら笑いながら報告です。運転手が気を利かせて窓を閉めようとしたのですが何もかもが遅すぎました――
鮫島「出せぇ!」
可哀想なシーンのはずなのですが、Twitterでは鮫島社長可愛いと大評判でしたw
で、豪華絢爛なマンションの中で、鮫島社長、秘書よりこれまでのお見合いは全て先方から断られていることを聞かされます。
鮫島「20回はやってるぞ!?」
むしろ20回も断られてることに何故気が付かない
優秀で有能でこれまでそのことを隠し通してきた秘書も、これ以上は無理だと包み隠さず社長に現実を伝えます。金はあるし地位はあるし何が不満なの? とすでにおめめうるうるな社長の一言が視聴者の涙を誘います。
鮫島「見た目の問題か?」
身長低いこと気にしてたんだね……(゚ーÅ)
幸いにも、秘書は「なかなかのイケメンと評判」とそれを一蹴。しかし見た目に問題がなくても性格に難ありだときっつい一言を社長に告げます。
自分にも相手にも正直すぎる、嘘がつけない男はもてない――
鮫島「誰にも嘘をつかず誠実に生きてきたのに、何で嫌われるんだ?」
鮫島「仕事で散々客を喜ばせようと気を使っているのに、女にも気を使わないといけないのか?」
何やら社会人として心に刺さる鮫島社長に、秘書は「結婚は諦めろ。むしろ女と付き合うのを諦めろ」と言い残して去っていきます。
ああ鮫島社長の未来やいかに――
その翌日、鮫島社長、運命の再会を果たすことに!