畳敷きの浴槽 | イシコのセカイサンポ

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旅行作家イシコの活動記録一覧です。
著書に「世界一周ひとりメシ」(幻冬舎)、「世界一周ひとりメシinJapan」(幻冬舎)、「人生がおもしろくなる!ぶらりバスの旅」(幻冬舎)「世界一周飲み歩き」(朝日新聞)

劣化した茅葺屋根を新しくするため、技術を伝承するためなど、遷宮の理由は、いろいろな説があるらしい。

20年に1度の伊勢神宮遷宮から既に7年も経っているとは。

 

「せんぐう館」に伺いました。

神明造の建築はもちろんですが、装束、神宝などは、ため息が出るほど美しい。

しかも外宮参拝後、涼む場所としてもいい。

 

バスで内宮に移動して参拝後、

おかげ横丁で伊勢うどん、地ビールをいただき、

再び外宮前まで戻り、

飲み仲間の友人おススメの外宮近くのパン屋へ立ち寄って自宅への土産として購入し、

電車で二見浦まで移動し、

どうしても行ってみたかったスーパー銭湯へ。

 

ホーム(二見浦駅のホームのベンチは心地いいんです)で、いくつかメールの返信を済ませている間に、駅前にタクシーが1台もなくなっておりました。


着替えを二枚持参していたこともあり、約1.5キロ歩きます。

 

この銭湯は浴場が畳敷き。

つまり浴槽の脇も畳なのです。

 

アレルギー性皮膚炎などにいいと聞いたことがあるバナナの葉の成分が溶け込んだ湯で、

除草三昧で日焼けした首や腕を癒し、

元横綱の朝青龍が怪我の時に話題になったアトミック・カーボン(原子状炭素)が溶け込んだ湯で足首や手首を回します。

2時間の滞在中、浴場に入ってきたのは親子一組のみ。

贅沢な時間でした。

 

さて帰り。

タクシーが来るまでの時間と電車の時間を天秤にかけ、帰りも歩いてしまい、駅のトイレで最後の一枚に着替えました。

風呂に入ったのに何やってんだかなぁと笑いながら。

 

そうそう、土産で買ったはずのパンは全てなくなりました。

友人おススメのあんパンを冷凍して食べてみたかったです。

次回は車で行って大量購入するか、でも、酒が飲めないんだよなぁ。

悩ましい。