筆者はこれまでに、国内外で様々な人々と会ってきた。

 

大勢の友人や知人について、しばらく会っていない人もいる。しかし、ふとしたきっかけで、元気にしていることが分かることもある。

 

例えば、先日、歴史や文化と関連したオンラインのイベントを見かけた。そして、講師の一人の名前を見て、驚いた。

 

その講師は、筆者の友人である。イギリスの大学院で筆者が勉強していた時に、現地で知り合った。

 

その名前を見て、懐かしさに包まれた。元気にしていることが分かって嬉しかった。

 

もっとも、上記の友人に限らず、友人や知人全般に関して、筆者は肩書などを気にしない。筆者が重視しているのは、元気でいるかどうかである。

 

筆者は以前、大学の教員として働いていた。そして卒業式と関連するイベントで、学生たちに毎年言っていたことがある。「人生は楽しいことばかりではなく、辛いこともある。そんな時こそ、顔を上げて、前を向いてほしい」と伝えていた。

 

学生たちに贈る言葉について、人生における「成功」云々という内容は、一切入れたくなかった。幸せの定義は人それぞれであり、収入や肩書が皆にとって重要というわけではない。皆が、自分自身の人生を生きてほしい。そして、ただ元気でいてほしい。上記の内容には、そういう思いをひっそりと込めていた。

 

筆者は、周囲の人々に元気でいてほしい。望むのは、ただそれだけである。元気でいてくれれば、それだけで嬉しい。

 

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