昨年の話になるが、上野で開催されていた、田中一村の展覧会を訪れた。
展覧会では、作者の画風の変化を辿ることができ、大変興味深かった。特に、奄美に移住してからの作品は凄いと思った。芸術家としてとても大切な、独自の個性を確立することに成功していると思った。
この場所は、展覧会の会場に設置された、記念写真を撮ることができるスペースである。
筆者がこの場所にいた時、突然、見知らぬ女性から声をかけられた。
その女性は、筆者に写真を撮ってほしいという。筆者はその女性のスマホを使い、写真を撮ってあげた。
国内外の旅行等で、筆者はよく、知らない人から声をかけられる。
旅行の際に、筆者は一人で出かけることがよくある。特に日本から海外への旅行は、これまでのところ、いつも一人だ。一人だと、自由に行き先を決めることができるので、行動が身軽になる。
一人旅は、寂しくないのか。そう思う人がいるかもしれないが、上記のように、旅先でよく声をかけられるので、寂しさはあまり感じない。
例えば、オーストラリアのシドニーへの旅行でも、筆者は知らない人から何度も声をかけられている。
ある時、シドニーの東の方向(ボンダイ・ジャンクション駅)に行く電車に乗っていた時、若い二人組の女性から声をかけられた。車内で短い間、おしゃべりに興じていたが、楽しい時間を過ごすことができた。
他にも、イギリスへの旅行でも、知らない人から声をかけられている。
例えば、ロンドンのハイド・パークの園内で、南東部のバラ園の付近を散策していた時、知らない人から声をかけられた。その人も旅行者だったようで、筆者に写真を撮ってほしいとのことだった。
そして、英国の大学院に留学していた時にも、街中を歩いていると、知らない人から声をかけられていた。理由は分からないが、「日本人でしょう?」と言われたことも何度かあった。
このように、一人旅は寂しくない。旅先でも、他者との会話を楽しむことができる。
筆者は旅が好きなので、国内外を問わず、今後も旅行を楽しみたいと考えている。そして、現地で他者との会話を楽しむことができれば、とても嬉しい。旅先での会話は、旅行の醍醐味の一つだと思う。
(ブログの記事に興味をお持ちの方は、宜しければ、こちらのウエブサイトもご覧ください。記事の執筆者が運営しています。https://www.tclassroom.jp)