インターネットで、興味深いウエブ記事を見た。

 

ブラジルで、拳銃らしきものを持った強盗がクリニックに侵入したところ、スタッフがブラジリアン柔術の技で犯人を制圧したらしい(<”拳銃”強盗に”柔術”三角絞めで制圧!動画が話題、逮捕へ=ブラジル>eFight、2024年12月4日配信)。

 

関連する内容を以下に一部引用する。

 

<動画では、強盗は無料診療所の待合室から、腰に下げていた銃を抜いて治療室へ侵入。銃をつきつけ何事か脅していたが、突如スタッフの青年が腕をひねり上げると、そのまま飛びつき待合室に転がり出る。

 

この時点で強盗は銃を放してしまい、スタッフ青年は引き込んで三角絞めへ。しかし暴れる犯人を極められず、そのまま腕へ移行しては抑え込み、他の病院の人間たちと制圧された>

 

*注:原文ママ(他の病院のスタッフと、犯人を捕らえたということ)

 

後に、犯人が持っていたのはおもちゃの銃だったことが明らかになったが、本物の銃の可能性がある段階でこのような行動をとったのは、凄いことだと思う。

 

もっとも、これは危険性を伴う行為であり、あまり勧められるものではないかもしれないが、それでも職員の勇敢さと、周囲の人々を救ったことは称えられるべきだと思う。

 

それと、この時の状況が映っている動画を見てみたのだが、スタッフが最終的に仕掛けたのはオモプラータ(脚を使って相手の肩を極める)という技だと思う。

 

もしそうだとしたら、オモプラータを選んだ判断は良かったと思う。三角締めは相手のやや正面から技をかけるので、打撃などの反撃を受ける可能性があるが、オモプラータは相手の側面に回り込むので、そういう危険性は少ない。

 

そういえば、強盗犯か何かを通行人が取り押さえたというニュースが、日本でもあった。映像では、取り押さえた人物は犯人に馬乗り(マウントポジション)になっていたので、柔術を習っていた可能性が高い。

 

やはり、ブラジリアン柔術は護身術として優れていると思う。例えば、習い事の一つとして、柔術は良い選択肢の一つだろう。日本でも、柔術の知名度がもっと高まると良いと思う。

 

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