野球の元選手で、日本とアメリカの両方で活躍したイチローさんが、自己投資の大切さについて語った内容を読んだ(<イチロー氏、日本で稼いだ20億円の貯金は「ゼロです」 NYでの家賃は「とんでもない」>Full-Count 2024年4月18日配信)。
近年のドラフトで、1位指名された選手が、数千万円や、1億円を超える契約金について、貯金すると答える選手が多いことをイチローさんが指摘した。
イチローさんは、そのことに関して不思議な表情を浮かべて、一流の選手になるために、どのようにお金を使うか考えてほしいと語った。
以下に、記事の内容の一部を引用する。
<オリックスでの最終年2000年は年俸5億3000万円(金額は推定)。日本時代は合わせて約20億円を稼いだとされる。「当時、日本の選手の中では給料が一番高かったんですね。それ、アメリカに行くとき、ゼロですからね」と、自己投資に使い切っていたことを明かした。
「家を選ぶとき。例えば。シアトルからニューヨークにトレードになりました。僕は家の中でトレーニングができないと嫌なので、マシーンを最低でも5台置かないといけない。そんなスペースをニューヨークで探すのって大変なんですよ。月々の家賃もとんでもないです。信じられない額だけど、それは自分への投資だから思いっきり使うんですね」>
このように、イチローさんは、一流を目指すプロフェッショナルとして、自己投資の大切さを語っている。トップを目指す人の意識は、本当に高い。
なお、必要なことには、きちんとお金を使うことの大切さは、日本史の有名な人物についても記されている。
例えば、有名な戦国武将に、北条早雲(歴史上の人物は敬称略させていただく)がいる。
後に続く、北条家の礎を築いた早雲は、「針すらも蔵に積む」ような徹底した蓄財を行い、必要な時には「珠も砕く」、大胆なお金の使い方をしたと評されているらしい。
本当に必要なことには、お金を惜しまない。これは、成功者に共通する要素だと思う。
自己投資は、大切である。自己の成長のためにお金や時間を費やすことは、どの分野の専門家にも必要なことだと思う。特に仕事に関して、このことは意識すべきだと思う。
(この記事について、当ブログの管理人が運営しているサイトにて、管理人自身が執筆した記事を見直して修正を加えたものです。https://www.tclassroom.jp)