ヴィジュアル系の元祖と言えるバンドの一つであるBUCK-TICKのヴォーカリスト、櫻井敦司さんが、脳幹出血で亡くなったということを、ニュースで知りました。

 

私が学生の時にギターを練習していた頃、日本のロックバンドをいろいろと調べているうちに、BUCK-TICKの存在を知りました。

 

まずは彼らの独特のヴィジュアルに惹かれ、次いで音楽に興味を持ちました。新旧のアルバムを買い求め、映像も見るようになりました。

 

その後、洋楽に傾倒していき、一時期は邦楽をあまり聞かなくなったので(今は、DIR EN GREYを中心に、邦楽も再び聞くようになっています)、BUCK-TICKを聞く機会は減っていきました。

 

それでも、彼らはずっと気になる存在であり続けました。音楽ショップでバンドの新作を見ると、CDを手に取って、今はこういう作品を作っているんだと、興味深く思っていました。

 

彼らは、本当に独特の存在だと思います。部分的に似ているバンド(後の世代のヴィジュアル系バンド。BUCK-TICKやX等のバンドに影響を受けているので、似ているのは当然)はあっても、やはり個性の違いがはっきりとしているバンドだと思います。

 

彼らの楽曲で、個人的にもっとも気に入っているのは、「ICONOCLASM」という、初期の楽曲です。この曲こそ、海外も含めて、他に似ている曲はないと思います。まさにBUCK-TICKだけが表現できる、凄まじい緊張感がある曲だと思います(彼らの曲の中で、カラオケでもっとも歌いたい曲です)。

 

櫻井さんのヴォーカルも、独特でした。ヴィジュアル系バンドのヴォーカルはハイトーンを武器にしていることが多いのですが、桜井さんは無理にハイトーンを多用せず、自身の声がもっとも活きると思われる高さで歌っていたという印象があります。

 

バンドでの活動が中心だったと思われますが、椎名林檎さんとコラボしている映像も見たことがあります。

 

布袋寅泰さんやDAIGOさん、西川貴教さん、綾小路翔さんなど、様々な方々からの追悼の声が寄せられています。櫻井さんが、多くの方々から愛されていたということが分かります。

 

どうか、安らかに。櫻井さんを含めたBUCK-TICKに関する思い出は、今後も自分の心に生き続けます。

 

(この記事について、当ブログの管理人が運営しているサイトにて、管理人自身が執筆した記事を見直して修正を加えたものです。https://www.tclassroom.jp