先日、実家の犬を連れて近所を歩いていたら、中年くらいに見える、知らない男性から、突然呼び止められた。
何だろう、こちらが何か失礼なことでもしたのだろうかと考えた。
すると、以下のようなやり取りがあった。
見知らぬ男性「あの、○○(彼の本名)さん、ですよね?」
彼「えっ⁉はい、そうですが…」
見知らぬ男性「△△です。ほら、小学校で、下の学年だった…」
彼「あっ、そうなんですか?(この時点でも、全く分からない)。お久しぶりです。あの、犬の散歩中なので、また(本当に知り合いかどうか分からないので、さっさと行ってしまった)」
この時に話しかけてきた人物が、本当に知り合いだったのかどうかは、定かではない(もっとも、相手はこちらの名前を言ってきたので、その人は彼のことを知っていたのかもしれない。しかし、本当に知り合いなのかどうかは分からない)。
彼は、こういうことが、時々ある。
例えば、以前、実家の街の大型電気店の中を歩いていたところ、見知らぬ男性から急に話しかけられた。中学の同級生の一人だという。
その人も、彼の名前を知っていたので、本当に知り合いなのかもしれない。ただ、彼は、その時も相手のことが全く分からなかった。
この二人が、本当に知り合いだったのかどうかは、分からない。もしそうだとしても、昔と比べると、見た目がかなり変わっていて、分からなかったのだ。
このような、相手はこちらのことが分かって、こちらは相手のことが分からないという状況は困る。知らないうちに、こちらの行動を知り合いに見られている可能性があるのだ。例えば、お腹が痛くなって焦ってトイレを探しているような状況の時に、知り合いから見られていたら、かなり恥ずかしい。
もし、今後もこのようなことがあれば、彼は隠密行動(?)を心がける必要が出てくるのかもしれない。
その場合、どうすればよいだろうか。キン肉マンのように、覆面をかぶるべきだろうか。それとも、プロレスラーのグレート・ムタのように、顔にペイントをした方がよいのか。あるいは、全身を忍者の格好にする方がよいだろうか。
もし、何らかの方法で、見事に追手(?)をまくような機会があれば、報告したいと思う(ないとは思うが)。
(この記事について、当ブログの管理人が運営しているサイトにて、管理人自身が執筆した記事を見直して修正を加えたものです。https://www.tclassroom.jp)