彼はある日の週末、ロンドンに向かうことになった。ロンドンに実家がある友人と他の友人たちも含めて皆で合流して、一緒に観光をすることになったのだ。以前の記事にも書いた、フランス人の友人も参加者に含まれていた。そして、この日も初めて会う人が含まれていたが、むしろ友人の数が増えて嬉しかった。

 

先ずはロンドンにある、友人の実家を訪れた。以前も別の友人の実家を訪れたことがあったが、人の家を訪れるのはいつでも興味深い経験である。ここで二人の友人と合流して、ロンドンの市内に向かった。

 

それから、名前は覚えていないが、レンガ作りの建物が立ち並ぶ地域の駅の近くで残りの参加者たちと待ち合わせた。一人は大学院で建築を学ぶ友人、もう一人はこの日初めて会った、社会人として働いている方だった。

 

皆で駅の近くのマーケットを散策してから、レンガ作りの建物が並ぶ場所に行って、そこにあったイタリアンレストランに入った。ランチを食べながら、皆で会話を楽しんだ。多様な参加者の集まりなので、会話の内容がとても面白かった。

 

その後、皆でテムズ川の近くに電車で移動した。近くには、ロンドンにある有名なタワーブリッジがあった。ロビンマスクをどうしても思い出してしまうのは、キン肉マンの読みすぎであろう。

 

全員でテムズ川の近くにある、The Design Museumに向かった。今のデザインミュージアムは別の場所に移転しているが、この時はまだ元の場所にあった。今から振り返れば、移転前のデザインミュージアムを見ることができて、とても貴重な経験だった。

 

一つ一つの展示品を細かく覚えているわけではないのだが、様々な分野のデザインに関する展示品があった。車の展示もあったと思うし、ポスターもあったかもしれない。建築物の展示もあったと思う。デザインの一環として、服に関する展示もあった。彼の母国の観光客で、デザインミュージアムを訪れる人は比較的少ないかもしれないが、この博物館は大変面白いということを書きたい。

 

カフェで一休みをしてから、ピカデリーサーカス駅の近くに移動した。ここで周囲のお店を見ながら、皆で食事をして、解散となった。

 

この日の観光はとても楽しかった。特にデザインミュージアムには、建築を学ぶ友人が一緒でなければ行くことはなかったかもしれない。やはり多様性は人生を豊かにしてくれると思う。今後も興味深い経験を積んでいきたい。そのために、これからも人との付き合いは広げていきたいと思う。

 

 

(この記事について、当ブログの管理人が運営しているサイトにて、管理人自身が執筆した記事を見直して修正を加えたものです。https://www.tclassroom.jp