先日、美容室で髪を切っていただいた。
これまでにも、ブログの記事で、美容室はコミュニケーションを鍛える場であることを書いてきた。
コミュニケーションを鍛える「修行」では、いつも上手くいくとは限らない。時には、後退を余儀なくされることもある。
筆者が美容室の椅子に座ると、いつも髪を切っていただいている、女性の美容師の方が声をかけてきた。
「今日は、どうしますか」
美容師の方は、笑顔である。それも、何かを期待している笑顔だ。これは、何かコメントを期待しているのだろう。
<え~と、どうしようかな…>
筆者が一瞬考えてから、以下のようなやり取りが始まった。
筆者「暑い時期なので、五厘(髪の毛を極端に短く刈り込むヘアースタイル)でお願いします」
美容師「それで、いいんですね?」
筆者「いや、冗談です。すみません…。それと、アイラッシュとネイルの手入れもお願いします(偶然、それらの掲示が目に入った)」
美容師「お、やるんですか?いいですよ!」
筆者「すみません。しなくていいです…」
このように、この日は終始押され気味であった。
筆者も、まだまだ修行が足りない。今後も、努力が必要である。美容室は、コミュニケーションを鍛える場であるということを、忘れないようにすべきだと思う。
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