シンガポールではアジアの金融の中心は香港からシンガポールに移るというプロパガンダをマスコミの情報として世界中に配信して未来ある都市国家を演出している。この報道に根拠があるとも思えない。確かに東南アジアの地域でシンガポールのような金融制度や法制度が発達した国はない。経済は今のところ安定している。だが先進国に関して言うのであれば成長余力はすでになく今後人口が増加していったりする事はシンガポールだけでなく他の先進国にも見られることはないだろう。そのため経済発展する見込みはない。

以前の書き込みでも述べたがタイが国内に運河を建設すればシンガポール経由の物流経路はあまり使われなくなり貿易立国としての地位も失われる可能性もある。

数年前から株式などの配当金を無税にしたり法人税を下げたりして外国人を誘致しようとしているようにも思えるが今後そうしたことは功を奏するとも思えない状況だ。シンガポールは将来マレーシアに統合されて国家として消滅して中国系の中産階層は世界中に散っていくかマレーシアに住むか選択を迫られるときがくるのではないか。