報道写真家の意見はなかなか面白い。日本ではユダヤの陰謀論者は申そうかだというレッテルを張られる。私もユダヤに陰謀というより世界は2つの考えの衝突でおきていると思っている。「帝国の理論」と資本の原理」この2つの考えが衝突して戦争や経済破綻または経済発展などが起きていると推測できる。

今日、話したいのは「構造改革」についてである。(日本の政治家はなぜ国民の生活を破壊して自己の保身とアメリカの国益のために動くのか?2の続き)構造改革は何が目的であったか?これは日本をアメリカに売り渡すことであるという結論に出るがそれだけなのかという事を考えてみたい。

日本の経済制度は国際的に異なるものだから日本が経済成長したいと思うなら改革が必要だという論調があるがこれは間違いだろう。以前にものべたが世界には異なる政治経済のシステムがありそれをアメリカのものと同じにするというのは不可能だ。それにアメリカの経済システムは貧富の差を拡大させて市場を冷え込ませている面もあり妥当な考えとは思えない?

そうなれば軍事的な脅威から日本を守らなければならないからアメリカの要求に応じる形で構造改革がおこなわれたとする考えもある。アメリカは中国を敵視している。という論調は日本では主流でありみんなが信じそうなことだ。本来アメリカが日本に軍事基地をおいたのは冷戦のとき日本を共産主義の防波堤にするという目的があった。しかし現在では中国では共産主義の理想などははき捨てられて資本主義化が強引に進められている。アメリカが中国を敵視する理由は政治的、思想的対立ということは無いと考えていい意だろう。そうなればアメリカにい言うことを聞かないから日本は危険にされされるということは的外れの議論ということになる。それにアメリカの資本家は中国に投資すれば長期的に儲かるだろう。

構造改革の目的は日本の経済を悪化させ株式や土地の値段を下落させてアメリカ企業に日本の安い資産をかわせてその試算の価格が戻れば含み益で儲かるためであると考えられる。対米従属をおこなうための米国へのサービスだったのかもしれない。日本の経済が悪いと演出することによる利益もある。アメリカが日本に対して「独立しろと」言わないようにした面もあるだろう。構造改革をおこなった理由は対米従属強化の一環だったのだろう。