ほぼ毎日、私は日本にいながらフィリピン人と話している。その中でよく聞くのは物価の高騰である。
「給料は上がらないのに物価の高騰が起きて生活が苦しい」とよく嘆きの声を聞かされることがおおい。フィリピンはドルペッグ制なので日本のような為替変動制ではない。そのためドルが下がればフィリピンペソが下がるようになっている。

おそらくフィリピンでは通貨の下落が物価の上昇につながっているのだろう。アキノ新大統領はあまり政治や経済には詳しくないらしい。母親の知名度で大統領になれたところもある。今後、新大統領には期待できない。フィリピンではアメリカとの関係を維持することで損失や国民生活に打撃を与えることになる。これはフィリピン一国で無く世界的な問題だ。世界的にドルの使用を少なくしてユーロ、円、元、その他の地域新通貨などを交換できる世界的なシステムを作るべきだろう。