米国を崇拝する記事がネット上に多いのと中国人や中国の政府を批判する記事もまた多いことがわかる。これはマスコミのプロ パガンダがさらに拡散してネットに波及している現象だろう。こうした現象に歯止めをかけることは今のところ考えにくい。唯一、米国の破綻がこれらの見解を 吹き飛ばす要因になりそうだが粉飾決算で米国が延命する方向性がある以上、数年間続く可能性ありと見るべきだ。

これらの状況から日本で「日本は中国と組か?アメリカと組むか?」のような議論はされないだろうしした場合、アメリカがいいと言う風になりかねない。非常 に不公正な状況から最も悪い結論になる。こうしたことが日本を将来破綻させる方向性に追い詰める可能性がある。管政権は「対米従属」を政策の柱としてい る。そのため増税や財政再建、経済が破綻するような政策を強行に行う可能性がある。民主党は優位なので選挙はしないとなるとこの数年間は日本経済の悪化は 避けられない。

しかしアメリカの破綻と言う事態をどう対処するかはまだ不明瞭な点が多い。今後、管政権が変わり小沢政権か小沢の傀儡的な政権であれば中国との急接近が予想される。そうなることを期待したい。