韓国では国際政治の座談会を行ったらしい。米国の高官や元高官などが参加した権威ある座談会だ。韓国の大学教授が『米中どちらと組むか』と言うと周りからブーイングの嵐が起こったらしい。詳しくは田中宇の国際ニュース有料版を見てほしい。

この話を聞いて思ったのは韓国と日本の文化の違いはあるものの『対米従属』と言う姿勢は変わらない両者の姿があったことだ。日本では何も言わないで地震のことだけ報道している状況で『対米従属』ができるなら幽霊のように存在がないような形にしている。また国民に議論させようとしないでマスコミは無視している。

おそらく今年の終わりか来年ぐらいまでにはアメリカの経済が破綻するかもしれない。アメリカでは国債のランクが下がったことや失業率の悪化や不動産などの価格の下落が底抜けする恐れがある。こうした自体こそ問題でありこの危機を乗り越えるには日本は安全な場所、すなわち対米従属をやめて中国との関係を強化しないと今後の日本もアメリカの経済破綻にまきこめれてしまう。

今の管政権は鳩山政権と違いかなりの対米従属的な政権だ。おそらくこの数ヶ月以内に何らかのパフォーマンスで人気を取り戻す可能性もあるかもしれない。小沢一郎などが言う特別会計の問題や米軍基地の問題を棚上げしたことは、外務省を中心とする対米従属の中で勢力拡大できる勢力にとって都合がいい。このままでいくと小泉政権のような悪政を行うかもしれない。

どうなるかは外部環境の変化で変わる可能性があるが対米従属を捨てないと日本はアメリカとともに沈没する可能性が高い。