日本の経済状況が悪いと感じる人は多い。確かに地震が来る前からよくは無いのは事実である。しかし米国の国債と日本国債を比べれば安全の度合いがわかる。米国債の保有者は海外の投資家であるが日本国債は日本人が90%所有している。償還期間を守らなくても日本は問題は無いが米国は国際的に信用を失う。それだけでもかなり日本が安全であると考えてよい。

マスコミの誤った情報を鵜呑みにして「日本は破綻する。」と言いふらしているブロガーや評論家が多い。またユダヤ陰謀論を唱える連中ほどその傾向が強いのである。「日本の経済はすでに破綻している。」などとユダヤ陰謀論を語る痴れ者が多いことか・・・

ユダヤ陰謀論なるものを唱える人たちの言うことは、「ユダヤ系の財閥、ロックフェラーなどが米国の覇権を維持させることが彼らの利益になる。日本はユダヤ人に食い物にされるが何もできない・・・」などと言っている。果たしてそうなのであろうか?


アメリカの覇権がロックフェラーなどの資本家層の利益になるかどうかが問題である。米国が覇権を維持して世界を牛耳ることをすればどうなるかだ。
中国やロシアと言った国を敵対して経済的に封じ込めた場合どうなるか?
これはおそらく世界的経済発展を抑制することになり世界的な経済成長が停滞もしくはマイナスに転じる。そうなれば世界の金融を牛耳るロックフェラー家は利益を上げられない。そのような敵対する国(ロシアや中国)などの封じ込めを行えば優良な投資先を失い資本家層の利益を損ねることになる。そのためアメリカの覇権を維持することがロックフェラーにとってプラスでないことがわかる。

また米国や日本などの先進国などは経済の成長余力がすでに失われている。すでに教育水準などを考えればこれ以上の向上はありえない。生活水準も同じだ。(格差社会はどうなのだと?そのような意見があるが豊かさの中の貧困と途上国の貧困は違いがある。)先進国の経済発展が望めないならある意味、多極化誘発させて世界経済を発展させるのは自然な流れだ。

日本が破綻すると言うことを言っているのは官僚(外務省)などのアメリカの代理人として権力を掌中している連中が日本を弱く見せて対米従属させるためのプロパガンダにすぎない。日本経済がよくなればアメリカに「独立しろ」と言われたら外務省は権力を維持できなくなり政治主導に日本はなる可能性が高いからだ。

日本が破綻すると言う虚言を信じてはならない。