アメリカの覇権崩壊寸前!

リビアで起きている内乱(勢力争い?)にアメリカが介入すると言う話が出ているがオバマ大統領は何も答えてはいない。彼自身、介入は即アメリカの経済破綻と知っているためできない。

リビアだけでなくエジプト、チュニジアなどでも起きてるアラブの革命は最終的な方向性として見えてくるのがアラブの統一国家の出現である。これができれば経済が発展して投資機会が増えるため資本家層には支持されそうなことでもある。アラブでの出来事はアメリカが裏から手を回し意図的に親米の独裁政権を崩壊させているように思えてならない。第二次世界大戦の前には世界恐慌が襲い世界中が危機的な状況になり大戦争によって景気回復が果たされた。

今回は第三次世界大戦?でもあるかと思えばそうはならない。おそらく米国が覇権を喪失して世界中が多極化して、中国中心の世界体制に長期的に移行する方向性に向かうような気がする。しかしすぐに中国中心の政治経済体制が世界のシステムにはならないだろう。中国にはまだ情報操作や経済の運営面では先進国にはかなわないため、当面は独裁を維持しつつ英米が崩壊したと同時に民主化をする可能性が高い。

中国の中心のアジア諸国を中華経済圏と呼んでもよい。しかし中華的世界標準化なるものはまだ当面できそうも無い。日本もこの流れに乗り中国に経済的な面で統合される方向性に向かうほうが我々の個々人の生活や収入面ではプラスになりいいかもしれない。