中秋節の提灯の起源(Sự tích rước đèn Trung Thu)ベトナムアニメーション | 知られざる いろんなもの

知られざる いろんなもの

日本では殆ど知られていない、海外の珍しいものの紹介。

 

「中秋節の提灯の起源」

をアニメで紹介したものの様です。

 

悲しみに暮れる少女が、過去を思い出していた。

 

水遊びをしていた少女がうっかり足を取られて溺れてしまい、

笛吹きの少年に救出されるも、

少年はそのまま水の中に消えていった。

そして彼は天に昇り、彼の姿が月に見える様になったのだった。

 

少女は、彼が逃げた牛を捕まえてくれた事も思い出し、

涙にくれていた。

 

そんな様子を天女?女神?が見ていて、彼女に声を掛けた。

訳を話すと、彼と会う方法を教えてくれた。

 

友達に協力してもらい、言われた通りの事を実行したところ、

地上と月が虹で結ばれ、笛吹きの少年と再会する事ができた…。

 

…といった感じでしょうか?

過去の回想は、モノクロで表現されています。

 

「中秋節」とは?

日本では十五夜のお月様を眺める「お月見」に相当します。

 

ベトナムではどんな感じなのか?Wikipediaを見てみましょう。

アニメと、後述する「クオイの伝説」の内容が異なっていますが。

 

ベトナムでは、(ベトナム語:Tết Trung Thu/ 節中秋*?)

または(ベトナム語:Tết Trông trăng*?)と呼ぶ。

これはクオイ(Cuội)の伝説が起源となっている。

彼の妻はうっかり聖なるガジュマルの木に尿をして、

木を冒涜してしまう。

そしてその木の枝に座った時、木は成長を始め、

とうとうクオイの妻を載せたまま月まで伸びてしまった。

毎年中秋節の間、子供たちは灯籠を灯して行列を作り、

クオイの妻に地上へ帰る道を教えている[7]。

ベトナムの月餅は、

無論丸いものもあるが、四角いものが多い。

ベトナム由来のクオイの妻の物語の他に、

嫦娥や登竜門の伝説も広く語られる。

 

他の重要な行事は、

中秋節の前や最中に行われる獅子舞である。

獅子舞は、アマチュアの子どもチームと

訓練されたプロの両方によって踊られる。

獅子舞のグループは通りで踊り、

家を訪れては踊ってもいいか尋ねる。

もし許可があれば、獅子が家の中に入って踊り、

家のために幸運を祈る。家主は感謝を込めて、

ご祝儀の金銭を渡す。

 

中国と同じく、中秋節には月餅を食べる習慣がある。

 

ベトナムでは他の地域と違い、

中秋節は子供の為の祭りと見なされている[8]。

古来ベトナムでは子供は純粋で無邪気なため、

聖なる自然の世界と近いとされていた。

子供達の近くに居ることは精霊や神とつながる道とされた[9]。

当日の晩、獅子舞の獅子を子供に買い与え、

子どもは友達とそれで遊ぶ。

また子供たちは、鯉の灯籠を持って遊びに出かけるが、

これは登竜門の故事にちなんでいる。

 

中秋節 - Wikipedia