(公式サイト)
KNAX-Kinderfest der Kreissparkasse - kskmse.blog
発行:ドイツ貯蓄銀行出版社グループ
DSV-Gruppe (Deutscher Sparkassenverlag)
初出:1974年
かなり前から知っていた漫画ですが、具体的な事は知りませんでした。
今回きちんと調べてみました。
ドイツ貯蓄銀行の宣伝用の漫画として1974年に登場したそうです。
Pocketer i massevis - Page 30 - Kvakk.no diskusjonsforum
隔月で出版され、2009年度の1冊の発行部数は80万部とか(Wikipedia)。
設定内容は、
中世の「クナックス」と呼ばれる架空の島のクナックス村が舞台。
主人公の少年ディーディ(Didi)
とその親友の少女ドード(Dodo)
犬のネロ(Nero)
リスのキキ(Kiki)
が中心となって活躍します。
島の一番高い場所にある城に住む、
フェッツ・ブラウン(Fetz Braun)率いる
フェッツェンシュタイナー(Fetzensteiner)という強盗団
が島民たちの資産を奪おうとしますが、毎回失敗します。
登場人物の服装や風俗は中世~近世頃的ですが、
ディーディとドードだけは何故か現代風。
作者は、ペーター・ヴィーヒマン(Peter Wiechmann)と、
エアヴィン・フリック(Erwin Frick)。
フィックスとフォクシー(Fix und Foxi)で知られる、
ロルフ・カウカ(Rolf Kauka)が漫画を描きました。
マンフレート・クリンケ(Manfred Klinke)は共同執筆者。
その後も色んな人の手によって描き継がれているようです。
マンフレート・シュミット・プロダクション(Manfred Schmidt Produktion)
によって、アニメーションにもなっています。
スロヴェニアの漫画家でアニメーション作家の、
ミキ・ムーステル(Miki Muster)が監督を務めています。
というわけで、
この作品についての具体的な事がやっと分かってホッとしています。