2019年10月11日(金)金曜行動
第一原発事故からでた汚染処理水が現在、115万トン、タンク960基にもなっています。一日あたり170トン増え続けています。この汚染処理水をお金をかけないで安上がりに、そして簡単に処分してしまおうと政府と経済産業省、原子力規制委員会委員長、更田豊志さんが盛んに海洋投棄を主張しています。
先の環境大臣だった原田義昭氏は海洋投棄を主張することで、自分は捨て石になってもいいと公言しました。大阪府を中心に勢いがある、日本維新の会の方針は、汚染処理水を海洋投棄することです。大阪市の松井一郎大阪市長は汚染処理水を海洋投棄するなら全国の海でやろう、また、大阪湾でも受け入れると言っていました。が、東京電力は汚染処理水を75倍に薄めて船で運ぶのは費用、コストがかかると言って、本音は汚染処理水を双葉・相馬に海洋投棄したい思いです。
汚染処理水を海に流される福島県民、とりわけ双葉・相馬・いわきの市民の声を聞かないで、遠くに住んでいる人たちが汚染処理水をどうするかと大騒ぎするのは異様なことです。まず、海に流される私達、地元住民の意見を聞いて下さい。
汚染処理水をどう処分するかを検討しているのは、政府の小委員会、座長は名古屋学芸大学の副学長です。この人たちが議論しているのを、経済産業省の課長が「責任ない人たちがぴーちくぱーちく言っている。」とSNSに投稿し、見つかってしまい、課長は訓告処分を受けました。経産省の課長職は高い地位にある人ですが、こんなお粗末な投稿をして、一体どんな仕事をやっているのか疑われます。
汚染処理水を双葉・相馬・いわきの海に流すのは、そうすることがお金がかからないからです。一方、東京電力は柏崎・刈羽原発の再稼働に一兆一千680億円をかけると、新聞にありました。汚染処理水を処分する方法は経産省の資料には海洋投棄も含めて他に4つあります。
経産省や東電が言っているように汚染処理水は、アルプス等の除去設備を通しても取り除けなかったトリチウムだけが、残っているのではありません。取り除くことが出来なかったヨウ素アンチモン、ルテニウム等の半減期が十万年と言う強い放射性物質(死の灰)も残っています。こういうのを双葉・相馬の海に流してはいけません。
汚染処理水はアメリカのスリーマイル島原発事故で処分したように、蒸発させて処分して頂きたいです。現在、地上タンク960基も溜まっているのですから、早期に蒸発処分ができるようにして頂きたいです。汚染処理水を海に流すのが、安上がりで簡単だからとして進めるのは福島県民全員が反対です。