2019年11月15日(金)金曜行動
関西電力の会長,社長を含む幹部が高浜原発がある、福井県高浜町役場の元助役から3億2千万円もの金品を貰っていたことが明らかになりました。関西電力は日本で一番原発依存が高く、福井県の若狭湾は西の原発銀座といわれ、14基の原発がありました。東の原発銀座が福島県の双葉にある東京電力の原発でした。福井県の若狭湾は国定公園にも指定されている風光明媚な所ですが、なぜ、風光明媚な所に醜悪な原発があるのだろうと、不思議に思って来ました。
関西電力は、福島県の木村守江元知事と同じように、若狭湾一帯を世界一の原子力センターにしようとしていました。福井県小浜市が原発を拒否したら、すぐ近くの福井県の南端にある高浜市が原発誘致に手を上げました。この時が報道で出ている高浜町の元助役森山栄治氏の時代で、森山氏が原発誘致に動きました。
そして3億2千万円もの金品が森山栄治氏から関西電力幹部に流れたのですから、その金品の出どころは、関西電力が工事関係各社に払っていた資金の一部が関電幹部に流れたのです。報道によれば一人で1億2千3百万円も貰っていた幹部もいました。
森山氏は亡くなる前に金沢国税局の税務調査に対し、金品提供に関し、お世話になっているからと言っていました。そのお世話とは、関電からの情報提供があり、その情報提供のお礼だった可能性があります。この場合、関電が森山氏へ情報提供した事は問題がないとはいえません。森山氏に伝えた内容は「工事概算額」や「工事物量」で関電側も「公平、公正に関し疑義を招きかねない行為」と認めています。
関電は第三者委員会を立ち上げて原因究明をしていますが、この第三者委員会は関電が自分たちの都合のいいような結論を出すために、自分たちで人選を行い他からの人が入って来ないように、さっさと決めたずるいやり方です。
関西電力の元会長は、原発会社と原発がある地元は共栄共存の関係だから、地元が原発マネーで潤うのは問題ないと言いました。が、危険な原発を設置された原発立地町は常に危険と隣り合わせの生活をしています。
その上、資金がたくさんある電力会社も事故を起こせば、税金で事故処理をしてもらうというような、普通の会社ではありえないことをして貰っています。
事故を起こしたら自分では処理しきれないという原発など、地球社会ではいらないものです。日本政府は原発事故をなかったものにするためにいろいろ工夫して(オリンピックを開くなど)国民の記憶から拭い去ろうとしています。こんな時だからこそ、原発いらない、原発は危険だと声を大にして訴えましょう。原発のない世界を作って、次の人たちに引き継ぎたいです。