第5913の解体ー様々な運動(ムーブメント) part 4 | 世界解体

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様々な運動(ムーブメント)

女性の地位向上、自立を願う・・・

いわゆるウーマン・リブ運動だね。
長きにわたるフェミニズムの歴史の1ページがこのウーマン・リブ(ウイミンズ・リベレーション)なんだけど、その流れを振り返っておくと「1960年代から1970年代にかけてのフェミニズム運動の世界的な盛り上がり」のことを言うんだよね。

その始まりは「1960年代後半、米国の公民権運動やベトナム反戦運動において、女性の運動家が仲間の男性の性差別的な運営と衝突し、それまでの運動を飛び出して独自の組織をつくり始めた」ということなんだけど、それがセカイ各国に飛び火し、それぞれの国で「女性解放」を旗印にした組織やネットワークが次々と誕生することになる。

この国でも「安保闘争を背景として1970年に女性だけの独立した運動が生まれ、集会、デモ、合宿などが活発に行われた」とあるね。「レズビアンやゲイの解放、第三世界の解放、黒人解放など、他の抑圧されたグループの解放と呼応しながらセカイ的に連帯し、1975年メキシコで開かれた国連の第1回世界女性会議において運動はピークに達した」ということだ。フェミニズム運動の「女性の権利要求」よりさらに拡大し、「女性を抑圧してきた権力構造を分析し、そこからの解放を目指した」んだね。

ここまでを見ると、悪くない運動だし、至極もっともなことを主張しているように思うけど、

ここにもウラがある

んだよ。

フランス革命時の人権宣言なんかを見ると、女性の地位はまったく認められていないことがハッキリと分かる。そりゃ女性だって怒るよね。男性中心の社会構造が確立し、それまでもズッと虐げられていた女性がさらに軽視されている流れは許し難いことだっただろう。そりゃ自然にフェミニズムが始まっても何らおかしくない。

でもね、そのような

燻りを利用してやろう

というヤカラがいることも確かなんだよね。