第2960の解体ーなぜ何もないのではなく何かがあるのか その2 | 世界解体

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知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

終わらない問い・・・

なぜ何もないのではなく
何かがあるのか


そのことが導くのは何だろう?

そもそもボクらが今ここにいて、その周りには色んなものや情報が
溢れている。その中には目に見えるものも有れば、見えないけどシ
ッカリとそこにあるものもある。どう考えても何かが有るんだ、ボ
クらのフツーの感覚としてはね。

たとえこのセカイのすべてが、ドコかにあるボクらの想像を超えた
コンピューターのシミュレーションだとしても、そこにはそのプロ
グラムを走らせるマシーンもあるし、そのプログラムを実行する知
性の持ち主、または知性そのものが存在するんだよね。

神を引っ張り出そうが、無からの宇宙創成を持ち出そうが同じこと
で、そこには全一者である神や量子的なゆらぎというものがどうし
ても必要で、そこに完全な無が見出されることはない。

存在するということはどういうことか

そのことをいくら突き詰めても、それが存在そのものについて考え
ている限り、どうして有るのかということに解答することは叶わな
いんだよ、どう考えようがね。つまり、これは少なくとも現時点で
は解答不能な問いなんだよね。

科学が今とは比較にならないほど進んだ未来ならどうだろう?
仮定のハナシで何かを決めつけることなどとても出来ないけれど、
カンタンなハナシではないように思うね。

ただ「有る」というコトの理由すらボクらには分からない。もしか
すると永遠に分からないのかもしれない。このことが何を導くのか
を次項で考えてみるよ。