第2750の解体ーヒトはこうやってカネに巻き込まれる | 世界解体

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知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

どんな仕事でも無縁ではない。

ヒトはこうやってカネに巻き込まれる

そのシステムを理解することは重要だよ。

通常の仕事、それが小売業でも、飲食店でも、サービス業でも、製
造業でも、IT関連でも、会社に勤めてなにがしかのサラリーを得
る仕事をしているヒトはキホン的にみな同じだね。つまり、自らの
時間とノウリョクを切り売りして、もっとシンプルに言うなら、額
に汗して働いた代わりにお金、お給金をいただくということだよね。

同じようなことでも自営や、会社を興してしているヒトは若干違う
ね。時間、ノウリョク+資本ということになるよね。働くことで得
る給料と、その仕事に投資したことによって得られる収入というこ
とになってくるね。

公に仕える仕事はまた少し違う。国会議員や地方議員、官僚に公務
員、こういった連中は政体に忠心を持つことを前提に、自らの仕事
が公共の利益になるという大義名分のもとに行われることになる。
実際はボランティアに近い精神を必要とするんだろうけど、実情は
・・・だよね。いずれにしても、仕える相手が民間でない分、ドン
ブリ勘定、「親方日の丸」的な甘えは今もあるね。

ここから少しややこしくなるけど、非営利の法人や種々雑多な財団、
ヒトのため、環境のため、地球のため、動物のため・・・・などの
「◯◯のため」仕事の場合は、その収入源は多くの場合、誰かから
の寄付や公からの援助、補助になって来る。ジブンたちで稼ぐとい
う仕事ではなくなってくるんだよね。

芸能などに従事するニンゲンは、その仕事、作品を支持してくれる
ヒト、平たく言えば、お金を出してくれるヒトがいるからごはんが
食べれるということになるね。そういった意味では、托鉢する坊さ
んや宗教関連の団体も同じ構図だ。もちろんどんな職種でもサイド
・ビジネスは色々やってるけど、ここではもっとシンプルに考えよ
うね。

あとはジブンでは何もせず、オヤに助けられ、クニに助けられ、地
域に助けられといったカタチで生きていくヒトもいる。もちろん、
そうしたくても出来ないヒト、特別な事情があるヒトは除いてだよ。
出来るのにしないヒト、詐病で乗り切ろうとするヒト、明らかに最
初から悪意のある確信犯について言ってるので、誤解なきように。

まあね、いずれにしても、

カネと無縁の職種はない

んだよ。
ボクらが動くということは常にカネがその鼻先にある。
ボクらはそれを手にすることを夢見て今日も走り続けるんだ。

スーパー・アスリートだって、デイ・トレーダーだって、ミカン農
家だって何の違いもない。そのことをより深く味わってみることだ
ね。見出した味わいはボクらのノウミソの中を変えてくれるかもよ。