第1435の解体ー閉塞感 その3 | 世界解体

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情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

このいかんともし難い重苦しさ・・・

閉塞感

何とか出来ないものだろうかねえ~

政治も上手いこといってない、家庭にもモンダイ多し、仕事も万全
にはほど遠し・・・ 何とも言えない虚脱感があるんだよねえ~、
誰にでも。その虚しさは「今ここ」の閉塞感がもたらしてるんだよ
ね。

でもさ、これまで見てきたように「閉塞感」といったものは確実に
存在するようなタチのものではない。一般に「~感」といったもの
はそれぞれの感覚の中にしかないものなんだよね。実体としてある
モノじゃない。もちろん、ヨノナカが元気イッパイで右肩上がりの
状況なら閉塞感なんてものはそこまで感じない。でも今はリアルに
この行き詰まり感を感じてるヒトが増えてるよね。つまり、

存在はしないけど確かにある

んだよ。

ボクらのエゴや自己最優先の権化と化した一部の特権階級のやりた
い放題が大多数の

それほど幸福ではないヒト

を生みだし始めてる。もしかしたら中国やインドなんかの「これか
ら」の国に暮らすヒトは今は感じていないのかもしれないけど、そ
れも時間のモンダイだよ。資本主義社会の行き着く先はどこも大差
ない。ニンゲンがこれまで通りのニンゲンである限り、ジブンより
も他のヒトを先になんてことにならない限り、遅かれ早かれほとん
どのヒトに同じような閉塞感が襲いかかって来る。

どうすればそうならないで済むか? いっそのこと絶海の無人島で
自給自足して暮らすかい? 束の間、社会との関わりを失えば、あ
る程度は閉塞感から解放されるかもしれない。でもね、ジブン自身
の中にある閉塞感の素とは縁を切ることは出来ないんだよね。

だからこそ「今ここ」に踏ん張って、社会に対して、ジブンを取り
巻く環境に対して、そして何よりもジブン自身に対してどう向かっ
て行けば良いのかを真剣に考えれば良いんだよ。それが出来た時、
モンダイの大半は解決したのと同じなんだ。

ボクらの閉塞感は、ボクらが生きている間

何をすれば良いのか

がホントに分かれば雲散霧消するものなんだ。
結果はどうあれね。


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