第136の解体ー聖書 その3 | 世界解体

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情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

意外と普通じゃない?

聖書

3回目の解体ですよ。

前回は旧約。イエス以前のはなし。キリスト教は新約から始まる。
なんといってもイエスはユダヤ教(旧約メインの古い教え)に対す
るパンクスなんだからね。

新約を噛み砕くと、


待ち望んだ救世主が遂にやって来た。うれしやうれし(福音書)!
しかし、救い主は悲劇に終わる。でも弟子はがんばったぞ~(使徒
言行録),残ってるた~くさんの手紙も読んでね(書簡集)。
でもね最後はこうなっちゃうんだよ(ヨハネの黙示録)。


大体こんなところだ。
イエスの大活躍は多くの奇跡に彩られてるけど、今現在ボクらの世
界にいるとすれば単なる変わり者程度だろうな。トリックはことご
とく見破られるだろうし、昔に比べて人類も少しは科学的になった。
イエスの魔法は通じないよ、昔のようには。

凡人には分からないだけ。イエスは超人、イヤ、神の子なんだから。
なんて軽くいうのは止めてよ。物理法則を覆すということはそんな
単純なことじゃない。宇宙を形づくる法則はイエスをも創ったんだ
からね。創ったものに規定される宇宙なんてないんだよ。

そしてかの有名なヨハネの黙示録。
メタファーにつぐメタファーで、この書が何を言わんとしてるかな
んて分からないよ正確には、誰にも。この点でノストラダムスの詩
と同じだな。どうとでも解釈出来る意味不明な内容。イエスの再臨
を思わせるラスト・フレーズ。安物のドラマだよね。


やっぱり聖書は単なる読み物

これで良いんだ。イエスから2000年以上の歴史を刻んできたボ
クらの歩みはダテじゃない。このごにおよんでまだ聖書を過剰にあ
りがたがっていたらイエスに対しても申し訳ない。


ボクらはもう超えている

ある意味そうだ。イエス自身にはその当時,決して分からなかった
であろうこと,その多くをボクらは知っている。イエスの指し示し
た道を、冷静な目と澄んだ心で見つめ、感じないとね。

面白いと思うヒトはいるかな? 聖書。
クールに見れば普通だな、マジで。