冬の定番ドリンクといえばココアである。このココアを、冬においしく飲みながら、美活もしてみてはいかがだろうか。ココアといってもさまざまな具材を合わせることで、美活用できるのだ。そこで管理栄養士に、その美容・ダイエットへの活用法を聞いた。
■「生姜ココア」で温活・ダイエット
「生姜ココア」は、生姜とココア両方の温め効果が期待できるという。管理栄養士の小川 昭子さんに、生姜ココアのダイエットへの効果と取り入れ方教えてもらった。
「ダイエットで重要なことは体を冷やさないこと、つまり体の内から温めることが大切です。生姜とココアはダイエット・冷え対策の有効な食品の組み合わせといえます」
●生姜の温め効果
「生姜の成分は大きく2つ。生の生姜に多い辛味成分の『ジンゲロール』と、加熱すると多くなる『ショウガオール』です。生の生姜を加熱することでジンゲロールの一部が温め効果の高いショウガオールに変化します」
●ココアの温め効果
「ココアに含まれる『テオブロミン』には、末梢血管の拡張作用があるため、血流が促進され、体が温まります」
「ココアに生姜を入れ、火にかけ温めることで、生姜とココアの効果を効率的に取り入れることができます。ダイエット中であれば、砂糖不使用の『純ココア』を選び、甘みは蜂蜜やメープルシロップなど天然の甘味料を少量加えるようにしましょう」
■豆乳ココアでダイエット
続いて、豆乳とココアとの組み合わせだ。最近、市販のものでも見かけるようになった。小川さんによれば「豆乳ココア」には次のようなダイエット効果があるという。
●豆乳のダイエット効果
「豆乳には、体を作るのに欠かせないたんぱく源としての『大豆たんぱく質』や、女性ホルモンに似た働きをする『イソフラボン』、女性に不足しがちな『鉄分』も多く含まれています。また、糖質の代謝に関わり、余分な糖質をエネルギーに変える働きをする『ビタミンB1』も豊富に含まれています」
●ココアのダイエット効果
「このように栄養面で優れている豆乳に、体を温めるココアを加えて飲むことで、さらにダイエット効果が期待できるでしょう。
また、ダイエット中は気分がイライラしがちですが、ココアにはリラックス効果があります。そしてココアに含まれる『リグニン』という成分は、腸内で善玉菌を増やし、腸内環境を整えるため、便秘改善にも効果的です」
■ココア+オリゴ糖で腸を整える
厚生労働省のe-ヘルスネットによれば、オリゴ糖には「整腸作用や腸内細菌を増やす作用」があるという。ココアとオリゴ糖を組み合わせれば、腸の調子が良くなると考えられる。
そこで小川さんに、ココアとオリゴ糖の組み合わせる効果や取り入れ方を教えてもらった。
●ココアのダイエット効果
「ココアのポリフェノールには食欲を抑え、脂肪燃焼する働きがあります。さらに、ココアはミネラルが豊富で、特にカリウムを多く含みます。カリウムは利尿作用があり、余分な塩分を排泄してくれるため、むくみ解消に効果的です」
●オリゴ糖で便秘改善
「このように、ココアだけでも充分ダイエット効果はありますが、そこにオリゴ糖を加えることで甘味料としてだけではなく、さらなる効果が得られます。オリゴ糖が腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えることで便秘改善につながるからです」
●ココアとオリゴ糖の取り入れ方
「ココアとオリゴ糖の組み合わせはダイエット中に特におすすめの飲み物です。おやつに飲むことで甘いお菓子を控えたり、食べ過ぎを防いだりすることができます。
特に、砂糖なしの純ココアに、少し甘みが欲しい場合には、『オリゴ糖』を加える飲み方がおすすめです。
飲むだけではなく、トーストにココアとオリゴ糖を掛けて少し甘めのデザート感覚にしても美味しく召し上がれます。甘いものが食べたいときにぜひ作ってみてください」
ココアは、それ単独でもダイエット効果が期待できる。しかし、生姜や豆乳、オリゴ糖を加えることで、ダイエットはもちろん、美容・健康にもいい効果が期待できそうだ。
ぜひこの冬、ココアを色々な形で取り入れて、ダイエットに役立ててみてはいかがだろうか。
(取材協力) 管理栄養士 小川 昭子さん
都内の病院で管理栄養士として勤務。疾患別栄養指導・集団栄養指導・特定保健指導など、1500件以上の実績あり。日本インナービューティーダイエット協会にてメイン講師としても活動。個人としては『食べてキレイになるダイエット』をモットーにダイエットカウンセリングとロースイーツのレッスンを開催している。