夫が「冷房のままだと電気代がもったいない」と言って、寝室のエアコンを毎晩寝る前に「除湿」へ切り替 | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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夫が「冷房のままだと電気代がもったいない」と言って、寝室のエアコンを毎晩寝る前に「除湿」へ切り替えます。朝まで“8時間”つけっぱなしにした場合、本当に節約効果はあるのでしょうか?

「冷房よりも除湿にした方が電気代が安い」と聞いたことがある人もいるかもしれません。実際に、節電を意識して、毎晩寝る前に冷房から除湿へ切り替えている家庭もあるでしょう。しかし、除湿には複数の方式があり、機種によっては冷房より電気代が高くなるケースもあります。 

 

この記事では、冷房と除湿の違いや電気代の考え方、一晩8時間つけっぱなしにした場合の節約効果、快適に眠るための使い分けについて分かりやすく解説します。

「除湿なら電気代が安い」は本当? 冷房との違いを知ろう

結論から言うと、除湿のほうが必ずしも電気代が安くなるとは限りません。冷房は室温を下げることを目的とした運転です。一方、除湿は空気中の水分を取り除いて湿度を下げることが目的です。

 

さらに、除湿には主に「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類があります。弱冷房除湿は、弱い冷房運転で湿度を下げる方式です。冷房よりも消費電力が少なくなることが多く、電気代を抑えやすい傾向があります。

 

一方の再熱除湿は、いったん空気を冷やして除湿したあと、冷えすぎた空気を暖め直して室内へ戻します。この温め直す工程で電気を使うため、冷房より電気代が高くなることがあります。

 

そのため、「除湿だから節約できる」と考えるのではなく、自宅のエアコンがどの方式なのかを確認することが大切です。

8時間つけっぱなしなら冷房と除湿はどちらがお得?

寝室で8時間つけっぱなしにする場合も、冷房と除湿のどちらが電気代を抑えられるかは、除湿方式によって異なります。ただし、除湿(ドライ)の消費電力は公表されていないことがほとんどであるため、具体的な電気代を正確に比較することは難しいでしょう。

 

それでも、一般的なエアコンの消費電力の目安によると、再熱除湿は冷房より消費電力が大きく、弱冷房除湿は冷房より少なくなる傾向があります。そのため、再熱除湿は冷房より電気代が高くなる可能性がある一方、弱冷房除湿であれば、一晩運転しても冷房より電気代を抑えられる場合があります。

 

また、その日の気温や湿度によっても効率は変わります。真夏のように室温が高い日は、まず冷房でしっかり室温を下げた方が快適に過ごせる場合が少なくありません。逆に、梅雨時のように気温はそれほど高くないものの湿度だけが高い日は、除湿の方が快適に感じられることがあります。

 

つまり、「毎晩必ず除湿に切り替える」という使い方が、いつでも節約につながるわけではありません。自宅のエアコンがどの除湿方式を採用しているかを確認したうえで、状況に応じて使い分けることが大切です。

寝苦しさを防ぎながら電気代も抑えるエアコンの使い方

睡眠中は無理にエアコンを止めるよりも、適切な設定で朝まで運転した方が快適に眠れるだけでなく、熱中症対策にもつながります。電気代を抑えるには、その日の気温や湿度に合わせて運転モードを選ぶことがポイントです。

 

例えば、気温も湿度も高い夜は冷房運転が適しています。一方、室温はそれほど高くないのに蒸し暑く感じる夜は、除湿が向いている場合があります。また、扇風機やサーキュレーターを併用すると、冷たい空気が部屋全体に広がりやすくなります。同じ設定温度でも涼しく感じられるため、エアコンへの負担を抑えやすくなります。

 

フィルターを定期的に掃除することも忘れないようにしましょう。フィルターにほこりがたまると冷房の効率が下がり、余計な電力を使う原因になります。

自宅のエアコンの除湿方式を確認して最適な運転方法を選ぼう

「寝る前に冷房から除湿へ切り替えれば節約になる」という考え方は、一概に正しいとはいえません。エアコンの種類や運転方式によっては、必ずしも電気代の節約につながらない場合もあります。

 

もし自宅のエアコンが弱冷房除湿なら、冷房より電気代を抑えられる可能性があります。しかし、再熱除湿なら冷房より電気代が高くなることもあるため、一概に節約とはいえません。

 

まずは取扱説明書やメーカーのホームページなどで、自宅のエアコンがどの除湿方式を採用しているか確認してみましょう。そのうえで、暑い日は冷房、湿度が気になる日は除湿というように使い分けることで、快適さと節約の両立が期待できます。

 

毎晩何となく同じ運転モードを選ぶのではなく、エアコンの特徴とその日の気候に合わせて使い分けることが、無理なく電気代を抑える近道といえるでしょう。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー