兄弟で成績差がでないために親としてやるべきこと | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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小学校の高学年くらいになると気になり始める、兄弟間の成績差。上の子が簡単に解いていた問題に下の子はつまずいてしまう、

 

逆に上の子で苦労した教科が下の子は得意など、個性とも言えますが、あまりに成績に違いがあると気になってしまいますよね。

 

比べても仕方がないことですが、なるべく兄弟の成績差をなくすためには親として何に気を付ければ良いのでしょうか。

 

第一子と第二子以降の子どもと親の関わり方

成績の差だけでなく、兄弟の子育てをしている場合に注目すべき点は、第一子と第二子以降の性格の違いと親の関わり方です。

 

もちろん家庭によって違いはありますが、一般的に親は第一子対して慎重で丁寧な子育てを、第二子以降は上の子の経験を生かした子育てをすることが多いようです。

 

第一子の成績がその後の子どもの基準に

お父さん、お母さんにとって初めての子どもである第一子。赤ちゃん時代から、たっぷりの愛情を与えながらも、時には厳しく育てられることが多いのではないでしょうか。

 

何も情報がない状態からの幼稚園選び、小学校生活、中学や高校受験と、親も初めての経験をするのが第一子の子育てです。この第一子の子育てが、第二子以降の育て方の基準となります。そしてもちろん第一子の成績がその後に続く第二子以降の子どもたちの基準にもなります。

 

反省点を生かす第二子以降の子育て

第一子の子育て経験を生かせるのが、第二子以降の子育てです。幼稚園や学校も経験と反省をもって選ぶことができますが、上の子が通っていた幼稚園に思うことがあっても、下の子はそのまま同じ園に入園させる場合も。

 

子育てに対して妥協が出てくるのも、第二子以降の子育てにありがちです。もちろん、妥協して良い点ダメな点も分かっているので、効率よく子育てができます。勉強面でも同様の事が言えますが、上の子との性格の違いによっては上手くいかずに困惑することもあるかもしれません。

 

男兄弟?姉妹?きょうだいでの成績差

第一子か第二子以降かという点の他に、子どもの性別や人数、兄弟編成によっても注意すべき点が違ってきます。一般的に言われる「女の子の方が早熟」や「男の方が理数系の考え方が上手」など、性別による違いもあるためです。

 

同じように育てても性別によって差が

男兄弟や姉妹の同性であれば、子どもの個性の違いはあっても、勉強の仕方についてはそこまでの相違はないかもしれません。しかし異性の兄弟の場合は、注意が必要です。得意不得意が違うこともありますが、同じように育てているつもりでも、親の子どもへの接し方が自然と異なっていくためです。


 一般的にお父さんは、男の子には厳しく女の子には甘くなる傾向があります。それは男の子に対して、「社会人になってから苦労してほしくない」思いが強いからです。

 

逆に末子が男の子だとお母さんが甘くなることも。子どもの性別によって接し方を変えてしまうと、勉強の指導方法や受験時の志望校決めでも、考え方の違いが出てきてしまうかもしれません。子どもの成績を考えるなら、性別ではなくその子の性格に着目してあげると、異性の兄弟でも差が出にくいかもしれません。

 

子どもの人数から考えるべきこと

2人兄弟の場合、上の子で勉強方法をいろいろと試す、さまざまな塾の体験に行くなどした経験をします。そのため下の子に対しては、厳選した勉強方法や塾を使って効率的に成績を上げていくことが可能です。

また第一子は、親に提示された勉強方法で素直にコツコツと知識を積み上げていき、第二子は上の子の様子を見ながら自然と勉強していくようになることが理想です。

 

3人兄弟以上になると、中間子となる子は思春期以降の年齢になると自主的に勉強できるかが鍵となります。長子は1人でもコツコツ努力出来るように成長いく傾向にあります。それは親の目が、まだ幼い第3子以降の弟や妹にいっているためです。

 

しかし成長した長子や中間子となった第二子にも親のフォローは必要ですので、しっかりと見守ってあげることが重要でしょう。

 

子どもの個性を考えた子育てを!

兄弟の関係や性別以上に大切なのが、子どもたち一人ひとりの個性です。兄弟といってもそれぞれ違う人間なので、性格がみんな違います。また勉強方法も違ってくるはずです。親は子どもとしっかりコミュニケーションをとって、子どもが必要としていることが何なのかを見極めていきたいものです。

 

コツコツタイプと気分屋タイプだったら?

第一子はコツコツ真面目な子というイメージがあります。しかしもちろん、コツコツできない気分屋タイプの子もいるでしょう。

 

その場合は、たくさんの問題集を買い与えるのではなく、子どもが楽しめそうな問題集を選んで一緒に取り組むなどの工夫をしてあげましょう。その楽しそうな様子を見た第二子は「勉強って楽しそう」と興味を持ってくれるかもしれません。

 

また第一子が黙々と勉強するタイプの子であれば、がんばっている姿勢を思いきり褒めてあげます。そうすると、下の子は「自分もがんばりたい」と思ってくれるかもしれません。第一子の性格に合わせた勉強スタイルを見つけることは、第二子以降の教育にも繋がります。

 

志望校は偏差値ではなく、相性で決める

中学や高校受験の志望校選びでは、どうしても偏差値が気になると思います。ぜひ、その学校の校風や進学先にも注目してみましょう。兄弟で同じ学校へ進学しても、どちらかの子がその学校に合わない場合もあります。兄弟間の成績差を考えつつも、子どもたちの性格や将来の夢に合わせた学校選びをしましょう。


 大学附属学校の内部進学や推薦入試などもありますので、多少の偏差値の差であれば大学進学時には気にならなくなります。それよりも子どもたちが楽しく通えることや、将来の夢へ近づくことが出来る学校を選んであげることが大切です。

 

おわりに

兄弟での成績差があると、優越感や劣等感を持つ原因にもなりますので、なるべく同じくらいでいて欲しいと思うのは親心です。しかし差を無くすことばかり考えていると、子どもの個性を消してしまう原因ともなります。よほどことがない限りは、ものすごく差がつくことはないと思いますので、子どもたち一人ひとりの個性に合った学校へ進学できるように導いていけると良いですね。

 

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。