目指せ美肌紳士!女性とは違う男性のスキンケアを教えて先生! | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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『無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!』
さあ、元気に歳でもとりますか!それに女性は明日の美しさを迎えにいこう。

男性は女性以上に肌トラブルが多いもの。それなのに、不調なお肌を放置しがちです。

 

気になったときには、かなり肌トラブルが進んでいて、ケアが追いつきにくくなることもしばしば。また、男性の場合、女性とは違ったケアのコツもあるんです。

今回は、男性が知っておきたいスキンケアの知識を、薬剤師の吉澤先生に教えてもらいました。

男性の肌質の特徴を教えてください

男性の肌は油っぽいというイメージがありますが、実際、男性の肌は女性と比べて皮脂量が多いです。
男性ホルモンにより、皮脂腺の活動が促されるので、男性ホルモンが強いほど、皮脂が多くなる傾向があります。

特に思春期頃から皮脂の分泌量が増え、皮脂が毛穴に溜まってしまうため、思春期の男性は、ニキビ肌になりやすいです。

 

男性、女性ともの皮脂の分泌量のピークは20代ですが、女性は年齢とともに皮脂の分泌が減少するのに対し、男性は50代、60代まであまり変わらないため、男性の肌はベタつきやすいのです。

男性のスキンケアでありがちな間違いは?

よくある間違いは、洗い過ぎです。
洗顔を一日に何度もする方がいらっしゃいますが逆効果です。

過度の洗顔は、肌を守る角質層にダメージを与えてしまい肌トラブルの原因になってしまいます。洗顔料を使った洗顔は、朝夕1日2回の洗顔で十分です。

乾燥肌、オイリー肌の男性の正しいスキンケアとは

乾燥肌もオイリー肌も、肌を守るべき角質層がダメージにより本来の機能を果たせなくなっていることが原因です。

【洗顔と保湿】
乾燥肌、オイリー肌に共通して言えるのは、正しい洗顔としっかりとした保湿が重要だということです。

1.洗顔料
低刺激のものや無添加の固形石鹸がオススメです。洗顔フォームの多くは界面活性剤が入っていて、肌への刺激が強く、角質層にダメージを与えます。個形石鹸には、界面活性剤が入っていないため肌に優しいと言えます。

2.化粧水
洗顔した後は、速やかに化粧水で保湿しましょう。乾燥を防ぐためには洗顔後5分以内に保湿をすることが大切です。化粧水も低刺激のものが良いでしょう。

 

化粧水には、わずかにアルコール分が含まれますが、刺激になってしまうのでアルコール分が極力低いものを選んでください。

3.乳液
化粧水の後は、乳液をつけましょう。乳液は、化粧水で水分を補った肌から水分が逃げないようフタをする役目があります。

【紫外線対策】
紫外線は、肌を老化させシミやシワ・たるみの原因となります。これは、男性、女性に関わらず同じです。外出の際などは、日焼け止めをつけ、しっかりとした紫外線対策を心がけてください。

スキンケアの基本が分かったら、毎日続けることが大切です。

 

基礎化粧品は、ドラックストアでリーズナブルなものを購入できますが、低刺激化粧品を販売している医療品メーカーもあります。どれを選ぶかは、薬剤師に相談してもよいでしょう。

きれいな肌を保つための2大生活習慣

1.食生活
やはり、美肌のためにはバランスよく栄養ある食事が不可欠です。
そのなかでも以下の栄養素を意識すると、肌に効果的な食事となるでしょう。
・タンパク質
・ビタミン
・ミネラル

肉や魚でタンパク質を摂り、野菜や果物からビタミン、ミネラルを摂取します。そのような食事を心がけることで、肌の新陳代謝に必要なビタミンB2、B6、美白によいビタミンCなども効率よく吸収できるでしょう。

2.水分摂取
人間の体の水分量は、加齢により減量していき、肌の水分量も減少すると考えられますが、1日あたり2.5L程度の水分を摂取するのが理想です。

目安ではありますが1日で2,000Kcalの食事をとった場合、食事に含まれる水分量が約800mlと言われます。お茶やコーヒーなどを飲むことを考慮し、その他に1日1〜1.5Lの水を摂取することが好ましいと言えるでしょう。

薬剤師からアドバイス

最近では「美肌男子」などという言葉も生まれ、美肌に関心が高い男性が増えています。綺麗な肌で、エチケットやマナーを備えた男性は、ビジネスシーンでも相手に好印象を与えるでしょう。今日からでも、肌ケアを始めてみてはいかがでしょうか。

(監修:薬剤師 吉澤恵理先生)